まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1160

2016年11月08日 |  マツタケの林地栽培 

                              写真 1. 立派な形、堂々とした京まつたけ

京まつたけ発生は、11月5日に更に1本追加され、合計12本となりました.アカマツ林に堂々と生える京まつたけ(写真1)を見た、偶然であったとは言え、ラッキーな京都造形芸術大学環境学受講生であった.生えているところを初めて見たという学生も多く感激していました(前ブログ).関西テレビ(ワンダー;放映日未定)の取材もありました(写真2).

写真 2.関テレの取材風景(放映日未定)
 
 学生達は、8班に分かれて、マツタケ山見学やマツタケ発生整備作業を体験した(写真3).もちろん各班の当日の作業はその一部でしかないが、短い時間に作業の中身を学生に理解させるため事前に計画を作り準備いただいた班もあり、受講生達は素晴らしい実習だったと感動していました.
写真 3 マツタケ山に邪魔な木を伐る実習を受ける学生

 各班の世話人の皆さん! ありがとうございました.例年と比べて、香川山に本物の京まつたけがあったことが、里山林保全の意味合いを雄弁に彼らに伝えてくれたと思われました.

 11月11日(金)は562回活動日です.本日の昼食のメインシェフは内田 正明さんです.その応援を榎本班の方々が勤めます.期待します!

午前10時に京都市左京区岩倉 村松138-20 香川山(自称:下記アクセス)にお集まり下さい. 活動報告は宮崎 昭さんです.当日夜、ブログを是非ご覧ください.
 
【お知らせ】

(1)11月10日(木)19:00~19:30 ならどっとFM(奈良県近辺) 医師の森先生と今年のマツタケの話

(2)11月12日(土)午前9:30~55 テレビ朝日(首都圏のみ) 食彩の王国 テーマは松茸 

(3)11月16日(水)マツタケの林地栽培 講演会  14:30-17:00
     主催:韓国 慶尚北道 盈徳郡庁 (社)松保護市民連帯 大邱韓医大山林造景学科
     会場:盈徳郡庁
     演題:1.マツタケの林地栽培の基礎と実際  吉村 文彦
        2.日本のアカマツ林の現況      趙  庸祺  

(4)12月6日(火) 13時 篠山市日置北交差点 倉垣氏駐車場(日置カーサービス隣)集合 古坂峠付近マ発生林に移動(5分) マツタケ山適地判定・作業応援 数台の自動車に分乗、もしくはレンタカー.ガソリン代他 割り勘.参加希望の方は 榎本さんに連絡ください.作業終了後、篠山名物猪鍋をつつきながら、今年のマツタケを考えるのも良いかなと思っています(未定).

       
(5)12月17日(土) 567会活動日  まつたけ山復活させ隊忘年会 香川山初シロ形成を祝う会(来年の倍増祈願)担当 食当 猫田さん


【まつたけ山復活させ隊の心得】
悔いの残らないようにするには! 
1.あせらず!むりせず!ゆっくり!とまつたけ山づくりを楽しみましょう!

2.チェーンソーで立木を伐る作業は、取り扱いを習熟するまで厳禁です.万が一事故の場合は自己責任とは言え、班の世話人はその責任を問われます.

3.掛かり木の処理で死亡者が続出だそうです.伐木作業の『基本は忘れずに!』.掛られ木の伐採時に事故が発生.作業は慎重に!

4.急斜面に残された切り株につまづき小径木の切り株で顔面を怪我する大事故もあります.切り株を残さないように地際から伐りましょう!

5.マダニ対策の徹底を!  脱いだ衣服やリュックなどは地面に置かないように習慣づけ、マダニ対策の常識としましょう! 
 イノシシやニホンジカの行動エリアが拡大し、マダニと接触するチャンスが飛躍的に増えている.SFTSウイルスの媒介、リケッチアの媒介、治癒しても後遺症の残るダニ媒介性脳炎症(フラビウイルス)も日本に存在する(8月13日北海道で死者).

6.アシナガバチ・マルハナバチに刺されないように(アナフィラキシーショック)、オオスズメバチも活動が活発になっています.

7.熱中症に気をつけましょう!こまめに水分と日陰で休息をとりましょう. 

8.使用した道具類は点検・掃除後、元に戻す、損壊した時には世話人にその由連絡する.ガソリン缶の放置がときどき起こります.元に格納すること.

【まつたけ山復活させ隊とは!】

座して森と同化せよ

ほんの5分間
座って森に同化し
森の静寂に耳を傾ける.
木々の音、落葉を歩く虫の音、小鳥の会話.

森を理解するには
森と一体化すること、
森に抱かれること、体感すること!

Wilhelm Stölb
デュッセルドルフ 1954年生まれ .ミュンヘン大学で森林科学を研究
フリーランスのライター、林業の専門家、写真家、画家として活動
 
我々まつたけ山復活させ隊の仲間には、山づくりをする人、資材等を運ぶ人・軽トラを貸してくれる人、薪をつくる人、病害木を焼却する人、畑や水田を守る人、食事を作る人、道具類を整備する人、拠点を整備する人、道路を補修する人、バイオトイレを守る人、多機能窯を守る人、山を提供する人などがいる.作業内容を固定せず、気づいた人が仲間を集い作業をこなしています(原則).すべての参加者は、運動の目的を実現するために互いに対等で支え合い助け合うことを必要とする.

活動には、目的はあっても参加者の行為を縛る規約らしいものはない.個の能力を最大限に発揮でき、参加者の数だけ面白いことが創造できるようにと願ってのことである.
参加は誰にも開かれているが、施設の安直利用者(あの人たちは何しに来ているのか?といぶかる参加者を指す)は、これを認めない.「香川山に来る」それにプラスする何かがなければならない.当然、マツタケ山づくりを共に楽しむことに共感を持つことが必須だ.

 参加を誘う場合には、そこの所を踏まえて欲しい.また、初めての人にきちんと氏名と参加目的をみんなにコアタイム時に話すように教えるべきである.挨拶もできない大人になることを恐れもする. 
これを怠ると一体感が希薄になって、まつたけ山復活させ隊の堕落に繋がる.ひいてはこの活動の存続に関わる恐れがあるとまつたけ山復活させ隊各自の自覚が欲しい.意識改革されることを強く期待する.

まつたけ山復活させ隊活動日

活動開始は午前10時頃から、終わりは午後4時頃.自由参加可能 ただしコアータイム昼食時は必ず参加のこと.

§参加費は無料;ただし、消耗品費は皆さんの浄財カンパで成り立つ、或いは必要に応じて徴收.メンバー参加者には、食材費+消耗品費として現在400円を徴収.登録外参加者・見学者などは500円(施設利用代などを含む).

§参加や見学希望の方は、参加日や人数などを主催者にメールもしくは電話下さい.また、ブログ画面左にあるカテゴリーから「まつたけ山復活させ隊とは」を左クリックでご覧下さる様にお願いします.
内容
まつたけ山復活させ隊の活動について 
§1 我々のまつたけ山再生運動とは? 
§2 まつたけ山復活させ隊に参加するには 
§3 私達のマツタケ山造り(作業方法の特徴)
§4 こんな活動をしています! 
§5 今年の予定と目標?


回 開催日  報告担当者  男厨シェフ     特別企画            体験参加
 
562 11月11日(金) 宮崎   内田+榎本班
563 11月19日(土) 内田
564 11月25日(金) 榎本            JIDF ラボ 12回 通常作業体験
565 12月03日(土) 三輪
566 12月09日(金) 宮崎   松本
567 12月17日(土) 池内       まつたけ山復活させ隊香川山 初シロ形成を祝う、山の神 感謝祭

568 2017年1月7日(土)榎本

§活動場所:京都市左京区岩倉村松町138-20 香川山(自称)
アクセス:
 京都バスの「岩倉 村松行き」終点(村松)が便利です.バスを降りたら、吉村まで電話下さい.
バスに乗車するには、
ア)阪急京都線 烏丸駅で市営地下鉄烏丸線に乗り換え、国際会館下車(ウ)に続く
イ)京阪本線 出町柳駅から(加茂大橋東詰め北へ上ル西側)乗車 約30分
ウ)京都地下鉄烏丸線 国際会館下車 3番出口からバスターミナル1番 乗車 約15分
(地下鉄烏丸線はJR京都駅、烏丸四条、烏丸御池、国際会館などに停車)

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§カンパありがとう!
    
§カンパお願い: 運営は皆さんのカンパで成り立っています!
         みやこ松茸・里山復活! 京都の文化・景観を守るために、里山林整備に努力しています.
   
カンパの振込先
 氏名:  まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
 銀行名: 京都銀行 山科中央支店 口座No. 普通預金 3698173


§主 催
まつたけ山復活させ隊
Movement for Regeneration of Matsutake Forests
代表 吉村 文彦(微生物生態学)
090-6227-4305 miyakomatsutake@gmail.com
京都市山科区御陵岡ノ西町38-27

香川理化学研究所(香川山オーナー)
代表 香川 晴男

 

 

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