まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ山復活させ隊 NEWSLETTER 1161

2016年11月11日 |  マツタケの林地栽培 


里山も秋が深まってきました

まつたけ産業で地域おこしを! 京まつたけ復活・里山再生市民運動

 

第562回(11月11日(金))活動報告

   このところの寒さも和らいで気持ちの良い山作業日和でした。ついこの間まで京まつたけ発生に沸いた山も、紅(黄)葉や鮮やかな赤い木の実で秋色が深まってきました。

 11年目にしてようやく自前の京まつたけ発生に沸いたのはついこの間のことでしたが、本日の「京都新聞」に、「地道なまつたけ山作りと京まつたけ発生に感動しました」との読者からの投書が載っていました。こうした声には励まされますね。 
 また
この間、筆者も多くの知り合いからお祝いやら励ましの言葉、私も参加したいとの声をかけていただきました。私たちのところに参加いただくのは大歓迎ですが、「できれば仲間を募ってあなたの身近な里山を新しく整備して輪を広げていただきたい。応援はいくらでもしますから」とお願いしています。

 本日の参加者は、橋本、榎本、宗方、有山、松本、TAKE、ホリイ、前田、吉川、廣石、内田、阿閉(仁)、阿閉(眞)、大島、大久保、北村、三品、宮崎、松浦、中野、三輪、藤井、斉藤、マリコ、中広、山田、小長谷、猫田、吉村、村岸の30名のみなさんでした。

<澤田山>
繁見峠にて、作業計画を話し合う阿閉さん、大久保さん。
 桑野班では、10年生くらいに育った松で先端に手が届くうちに“芯止め”を計画中とのこと。そう言えば、今年京まつたけの発生を見たところも、数年前に有山さんが芯止めしたところとみごとに一致していました。樹木は一般的に芯止めすると根が増えるそうで、果樹栽培ではよく行われる施業のようです。
 ちなみに、根(細根)を増やすには斜面に段差を切るなどの“根きり”も効果があるといいます。実際、今年発生したうちの2本は段差部で発生していました。

育成中のアカマツ林に落ち葉を散らす木を伐採中の阿閉さん。ちょうどそこへ山田さんが重役出勤で到着。

大久保さんに引っ張られて重役出勤の中広さん。
11年もたつとみんな歳とって重役出勤、早退が多くなるのも仕方ない?

ヤマガラ班、地掻き。施業地が広大なので大変そう。

午前中、三品班、大島さん、伐採中。
午後は地掻き。この辺りはガレキが多くて大変(村岸さん談)だそう。
でも、「礫、岩のあるアカマツ林は良い」(「ここまできたまつたけ栽培」)といいます。

赤色や黄色に色づく里山で。よく出会う散歩中のご夫婦。
 

温暖化、異常気象のためでしょうか?狂い咲きのモチツツジ。

<玉城山>
午後、榎本さん、三輪さんで枯損松やヒノキの伐採と片付け。筆者もお手伝いしてご褒美(中身はナイショ)をいただきました

<香川山>
昼食準備。午前中榎本さん、内田さんもお手伝い。

本日は、キツネ卵とじ丼に豚汁。出汁が効いて“つゆだく”が美味しかったです。

(宮崎 記)

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