まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-254-

2007年11月03日 |  マツタケの林地栽培 
京まつたけ 第一発見者の小吹さん(前列)とまつたけ十字軍運動の仲間達





京まつたけ復活・里山再生

第115回(11月6日) 開催のお知らせ

 今年の春から、株元5cm以上の樹を伐採し灌木類は取り除き、中小径木を適切に配置する.そしてやっかいな地掻を敢行していたエリアであったが、如何せん山仕事はど素人との集団であるため、作業も不十分であった.しかし、皆さんの努力の結果は、昭和30年代のアカマツを中心とする里山の雰囲気をどうにか呈するようになっていた.

 毎年恒例のまつたけ探しも、今年もやはりカラブリかと思われた第114回の開催に当たる10月30日、小吹さんが待望の京まつたけ復活を証明してくれた.京都新聞、共同通信社の全国配信、朝日新聞(予定)、毎日新聞(予定)、他ラジオなどがそのことを報道した(する).

 このマツタケは、傘が反り上がるまで置いておき、受け入れ体制の整いつつある林に胞子を飛ばさせよう.そして、その後は液浸標本として永久に残しておきましょう.

 

開 催 要 項
 京まつたけ復活・里山再生「まつたけ十字軍運動」は、生物の保全・多様性上危機に瀕する里山をマツタケの生活するアカマツ林に戻すことが目的である.
山-川-畑・水田(-海)のつながりを重視した自然との共生-環境保全型の循環式農林「業」をおこない、里山のバイオマス資源と有用植物を活用する取り組みを実践する. 
 運動の実態は参加者の皆さんが創り上げることを前提としている.参加者の数だけ面白いことがあると自負している.

1)実施日:2007年11月6日(火)
2)集合時刻:午前10時30分.但し朝10時頃から活動は開始されている.

3)集合場所:
京都バス 岩倉村松集会所前.初めての方は要連絡(連絡先は下記)あるいは京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林(岩倉村松行き京都バス終点「村松」から徒歩6分).

4)アクセス:
京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅七条口から(60分、バス停「C6」番)、阪急京都線四条河原町駅から(40分、四条河原町交差点北へ上ル東側)、京阪本線
出町柳から(20分、加茂大橋東詰め北へ上ル西側、京都地下鉄烏丸線国際会館から(10分、バスターミナル 1番)
(市営地下鉄はJR京都駅・烏丸御池・国際会館などに停車)

5)服装等:山で軽作業できる服装、ノコ・ナタ、運動靴か長靴か地下足袋、傘かレインコート、タオルなど持参. 

6)持参するもの:昼食は皆で作るので(結構リッチで驚いている)、MY皿と椀と箸、コップ.料理の持ち帰り容器など、飲料水(お茶があるので水筒).食材費(実費、通常300円くらい)は徴収

7)降水確率(京都府南部、午前7時)が60%以上の日は、原則的に活動は中止.しかし、山や畑にも、雨の日には雨の、雪の日には雪の景色があるといって、皆さん岩倉で補修作業などされます.

参加費は無料(活動費は皆さんの浄財カンパで成り立つ).資格も問わない.参加時間も自由.傷害保険等は各自加入のこと. ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<本日の作業予定>

1)二匹目のドジョウはいるか? マツタケ発生調査
2) 先週、せっせと皆さんが作った木灰を、朝一番に床から掻き出して、水田に運びます.
3)玉城山、澤田山それぞれ、マツタケ山づくり作業の継続.

<皆さんの活動の様子を見る>
それらを覗くにはパスワードが必要.
Bookmark(画面左下)中のまつたけ十字軍運動写真集(Nikon)を左クリックすると、ニコンオンライン写真集の画面に飛ぶ.その画面の右上にパスを入れるところがある.そこに10ji(10時: 半角英数)を入れる. これでOK. スライドショウが見やすい.

もう一つ、まつたけ十字軍運動活動風景(Yahoo)をクリック.Yahoo Japan のフォトに入る. IDはmatsutake40, パスワードは10jidesu(読みは<10時です>すべて、半角英数).フォトアルバム内の「アルバムを見る」をクリック.画面が変わり、“まつたけ十字軍”の文字を左クリックでOK.   両者とも必要な写真は、右クリックで保存下さい.


<お知らせ>
1)11月5日 午前7時35分-40分  東京J-WAVE(81.3FM)が 京まつたけ復活を放送.

2)11月16日 午後2時-2時45分  KBSラジオ 「京都検定!なるほど研究所」でまつたけの話題が放送される.

3) 11月26日 午後9時-30分 KBSテレビ 「京のいっぴん物語」で まつたけが取り上げられる.


<メール便り> どんどんお寄せください!

1)Ayako Kanzakiさんから
スケジュールが合わなくて活動の手伝いが出来ないこと申し訳なく思っております。
先ほど「ミヤネ屋」TV興味深く 拝見いたしました。岩手でのご成功、すばらしいですね。子供たちの姿も輝いていました。
今度は京都で、十字軍の皆様の勇姿もすばらしいものがありました。 爽やかな季節に働く喜びを皆様のご様子から伺うことが出来ました。

2)森田美保子さんから
今日はラジオから先生の声が聞こえてきました。初心にかえってまつたけの話をうかがいました。我等が吉村先生が新聞、TV、ラジオとひっぱりだこで嬉しくなります。私は庭仕事をしていることが 多いので、友達が携帯で開始を知らせてくれます。新聞の切り抜きを持って来てくれる友もいます。
 まつたけ十字軍はグローバルになり、注目されています。早く結果がでるといいなと思っています。土曜日に参加させていただきます。

3)佐藤宏道さんから
マツタケ十字軍の皆様
皆様が年間を通じて精魂傾けてこられた岩倉作業地に、よりによって今年の厳しい環境下でマツタケが発生したということに心よりお祝いを申し上げます。
たくましい「つぼみ」に子供のように喜ばれる皆さんのお姿は感動が伝わります。皆様の活動方針に誤りがないことの何よりの証明だと思います。またそれが成果をあげ続けていることも、人を巻き込む魅力に満ちた自発的なこのグループ活動のあり方によると思われ、吉村先生のリーダーシップとコアメンバーの方々のご努力の賜でしょう。
私は昨年の作業に一度参加したきりで、スケジュールも平日はダメで秋が忙しいという「マツタケに縁なき者」ですが、「きっとそのうちに」と思います。
お怪我なさいませんようにお楽しみ下さい。

4) 品部友美さんから
ご無沙汰しています。
英国より9月末に帰国したものの、帰国早々業務で出張三昧。英国での日々が遠い過去のように感じます(英国ではいろいろと失敗もしてきましたが・・・)。
京まつたけ復活のご様子、ブログで拝見しました。発見の場に立ち会えていたら・・・と思うばかりです。今月10日(土)の活動には参加したいと思っています。また、参加した際にはよろしくお願いいたします。

5) 井村素子さんから
嬉しくて嬉しくて、本当に素晴らしく、凄いことです。榎本さんにもお祝いを伝えておいてください。あちこちにしゃべりたい気持ちです。

6) 藤井 貞子さんから
岩倉で京まつたけ復活!!  皆さんの子供の様な 嬉しそうな顔・・・・感激が伝わります。
残念、残念です。 土曜日は参加可ですので首を長くして10日を 楽しみにしてます。
 まだお目にかかれるでしょうか?????

  11-12月の活動日
第116回活動日2007年11月10日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
松本市民16名見学
第117回活動日2007年11月17日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第118回活動日2007年11月20日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第119回活動日2007年11月27日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第120回活動日2007年12月01日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第121回活動日2007年12月08日(土)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第122回活動日2007年12月11日(火)岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第123回活動日2007年12月18日(火)岩倉村松集会所前集合 午前9時00分
大忘年会(餅つき大会)




カンパ等の振込先: 
氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦 
銀行名: 京都銀行 山科中央支店 
口座No.: 普通預金 3698173 


主 催 
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 代表
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305

共 催 団 体
大月 健
京都大学マツタケ研究会 代表
京都市左京区北白川 京都大学農学部図書室気付(大月 健090-4280-3334)

NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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