まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-255-

2007年11月06日 |  マツタケの林地栽培 

京まつたけ 第2発見者の中広さん、ひと時のハーレム体験。でもあまりみんなに心配をかけないようにネ




京まつたけ復活・里山再生

第115回(11月6日) の活動報告
 今日は、雨の天気予報にもかかわらず、降りそうで降らない。山は適度に湿り気を帯びてマツタケの発生にはよい気象状況であった。京まつたけ2号も見つかり、1年分の運を使い果たしてしまったような一日であった。

まつたけに出会えた運のいい(もう思い残すことはない?)参加者は、(敬称略)
三輪、中広、榎本、周田、橋本、石原、小原、安永、阿閉夫妻、中野、斉藤、岡坂、鎌田、森、大井、前田、高津、宮崎、田中、大島、大久保、まりこ、工藤、小林、猫田、吉村代表、早退でまつたけにありつけず命拾いをした?ツトムちゃんに中川さん、さらにはまつたけが採れた午後にやってきてちゃっかりありついた杉山さん(しばらくは交通事故などにお気をお付けください)、取材のNHK記者さんの31名でした。

1)復活京まつたけその後
 
発見から一週間、みんなの期待を一身に背負って元気に傘を広げ、子孫となる胞子を飛ばしていた。マツタケ直下の地面に白っぽく落ちているのが胞子。来年以降に期待が高まる。
 NHKからも取材のカメラが。
大事に収穫して他の施業地にも子孫を残してもらえるよう、傘をはたいたり置きマツタケをして胞子を飛ばさせた。その効果のほどは来年のお楽しみだ。役目を終えた初マツタケは記念にホルマリン漬けとなって保存された。

2)マツタケ発生調査
第一号が発見された施業地一帯と、入山解禁となった周辺の山々の発生調査を行った。残念ながら空振りに終わったメンバーは下山しベースキャンプに戻った。中広さんと大久保さんが昼食時間になってもまだ帰って来ない。「遭難したか」と皆が心配していると、なんと大きなマツタケを持って帰ってきた!第2号だ。
一躍、時の人となった中広さんはモテモテのハーレム状態(^_^)でした(タイトル写真)。
 
          焼きまつたけ↑
焼きまつたけにしてみんなでありがたくいただいた。中広さんよくぞ見つけていただきました。ありがとうございました。

がぜん、モチベーションが上がったメンバー達は、午後からさらに近隣の山へ人海戦術、じゅうたん探査へ。そしてさらに2本が見つかった!一本は発見された山を提供いただいている澤田さんへ返礼。残り一本は今度は土瓶蒸しにしてその芳醇な香りを楽しんだ。
 

「岩倉の地で京まつたけ復活を見届けるまでは死ねない」と言っていたメンバー達に山の神が同情したのか、それとも全員の今年の運を寄せ集めて使い果たしたか、思いがけない恵みの4連発であった。「もう思い残すことはない」と天に召されてしまうメンバーが出るのではと、みんなうれしい心配をしていた。

3)で、本日の昼食をはじめ食事はまつたけづくしの超豪華版となったのであった。
 本日のメニュー
 +焼きまつたけに土瓶蒸し!
 昼食風景
 

4)循環の畑には大根などの秋冬野菜がすくすく育っている。
 
キャベツなどの葉物は虫にやられている。有機無農薬はなかなか大変だ。日々畑の世話をしていただいている阿閉さんによると、「葉物は難しい。大根、人参、イモ類などの根菜、ネギなど香りの強い野菜が向いていることが分かった」とのこと。

ど根性カボチャ!
 
食材に使ったカボチャの種ワタ生ゴミを含む堆肥を畑に鋤きこんだところ、生き残ったいたカボチャの種が芽をふいて見事立派なカボチャを実らせている。その生命力は驚きだ。

マイお茶も花を開いた。
 

(レポート担当 宮崎)

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