まつたけ山復活させ隊運動ニュース

 松茸は奈良時代から珍重されてきたが、絶滅が心配される.松茸山づくりは里山復活の近道であり里山の再生は松茸復活に繋がる.

まつたけ十字軍運動NEWSLETTER-150号(補遺)-

2006年10月25日 |  マツタケの林地栽培 
まつたけ狩りに出陣(10月23日)


第65回(10月27日)開催のお知らせ

 まつたけの本場亀岡で、マツタケの姿を間近に見、採取した指の感覚、その香りは、不思議なもので忘れ得ぬ思いとなる.採ったマツタケをすき焼きに入れ、焼き、ご飯で食べる.これが、他のきのこでは味わえぬ、マツタケの魅力である.
マツタケの姿を愛で、触り、香りを嗅ぎ、口にして歯ざわりを聴き、その味を楽しむ.マツタケは五感で味わうと昔から伝えられているが、それを理解できた一日でした.と同時に、まつたけ山の姿も心に刻むことができました.

長野県の藤原さんにお聞きしたところ、長野のまつたけも、もう終わりで、今年は量はともかく質に不満が残る年であったとのこと.岩倉では、秋祭りの後、マツタケ山の縄きりで、その地域の人に山が解放されるが、その後も結構なマツタケが採れた記憶がある(尼吹山).最近では異常気象のあおりでどうなっているのだろうか?

第65回 開催 要項
1)実施日    2006年10月27日(金)
2)集合時刻 午前10時30分
3)集合場所 京都市左京区岩倉村松町現地アカマツ林か京都バス停岩倉村松集会所前
4)服装等 山で軽作業できる服装、運動靴か長靴か地下足袋、皮手袋、ヘルメット.
5)用意するもの お椀と箸とコップと食材費(200円程度)+α、料理の持ち帰り容器など.
6)アクセス 京都バスの岩倉村松行きに乗車:JR京都駅(七条口バス停「06」番)から、 
阪急線烏丸四条駅下車(交差点西南角滋賀銀行前)から、京阪線出町柳下車
          (加茂大橋東詰北.所要時間25分)から、京都地下鉄国際会館前から
7)雨天の場合   京都府南部が、午前9時現在、雨天の場合や降水確率が50%以上の時、
          本日の作業は原則中止ですが、皆さんは、雨の中でも雪でも集まって楽し
          んでいます.
参加費は無料、資格も問わない.傷害保険等は各自加入のこと.ゴミ等は各自持ち帰り願います.

<お知らせ>
1)本日の作業は、玉城山を、今西山に一歩でも近づけるには、どうすればよいのかを理解できたところで前々回の続きとなります.

2)午後1時に、今井山の境界を山主の今井さんが教えてくれます.まつたけ十字軍も立ち会ってマークをつけましょう.

3)岩倉で、また、新しい山の提供があります.玉城山の近くです.その作業法の検討を皆さんと現地で行いと思っています.

4)10月31日(火)木津町鹿背山でマツタケ山整備作業の一環でマツタケ発生調査をします(問合せは中村:075-256-5055).

5)11月3日(文化の日)午前10時から、京北ふるさと祭り開催.多数の地場産品の出店.まつたけ十字軍運動もシンボルと写真出品.JRバス周山駅徒歩5分、右京区役所支所前広場にて開催.(京都駅発9:20(11:20)、周山着10:43(12:40)などあり)

6)11月26日(日)、京大11月祭北部祭(理学部2号館予定)で、マツタケのシンポジウム開催.京まつたけ復活・里山再生『まつたけ十字軍運動』の紹介.


<メール便り>
1)井上勝さんから
まつたけ十字軍 食料補給班 コメコメクラブからのお願い
11月中旬に麦蒔きをベースキャンプで行います。
ご婦人で蒔きたい方を募集します。
「ミレーの絵画風に!!」という意見も有りましたので、できれば衣装を工夫していただければ面白いと思っております。「大原女風」その他、いつものスタイルでもちろん結構です。
茶畑の横の麦畑は、「ニニノカオリ」という品種を蒔きます。
カオリというくらいですから、香りのいいパンが焼けるかもしれません。
手打ちうどん用の麦は、「農林61号」です。これを蒔く畑がまだ準備できていません。
バケツに1杯でもかまいませんから、土を運んでいただくと助かります。

2)中廣建治さんから 
大変楽しく過ごさせていただきました。山を歩いてみると、相変わらず大変荒れている様子がよく分かります。なるほどこれは何とかしなければいけないという気になりました。
岩倉に「みやこまつたけ」再生プロジェクト実現がかなり先だとしても、楽しみのある夢になりますから私にも微力ながら貴兄のお手伝いをさせてください。
山を歩いてみて、まだ山歩きが出来そうに思えましたし、皆様が大変頑張っていらっしゃる様子がよく分かりました。良いお仲間を持って、すばらしいですね。

3)矢野真崇子さんから
マツタケの生えているところを見たのは初めてです。イノシシにとっても好物なんでしょうか。普通の野菜・いも・果物と並べて目の前におくと、どちらを先に食べ始めるかといえば、普通の食物のほうだと思えるのですが。人間も、希少価値がでてきたから騒ぎ立てるので、主人は小さいころには朝晩マツタケで辟易したようなことを言っております。
皆さんからプリントのお礼を言われました。役に立ってよかったです。
越智さんに、竹でつくったカニと竹をナツメにつくった容器をいただきました。病院で、お年寄りの病棟をまわるときの話題つくりに役立つといってお礼を言っておりました。皆さん、子供のころに戻ったように楽しそうでしたね。
価値観の似た世代共通の話題に事欠かないのが羨ましいです。

4)松浦輝雄さんから
本当に楽しい企画を有難うございました。
今西様ご夫妻はじめ、ご子息ご夫妻やご近所の方々にもすっかりお世話になり、感謝の気持ちで一杯です。昨日は写真をみながらその余韻に浸っておりました。
自然に生えているまつたけを見たことがなかった私には、とても感動的なひと時でした。
これからも、近い将来に夢を抱いて十字軍活動に従事させていただきます。よろしくご指導の程お願い申し上げます。

5)中居直枝さんから
23日は 本当にお世話様でした。今西様ご夫妻には 心より御礼申し上げます 帰りには矢野先生の一言で 思いがけず 松茸のおみやげをいただき 嬉しさのあまり 雨が降っているのに烏丸御池に傘を忘れて帰りました。松茸は茶碗蒸しに入れて この上ない贅沢を楽しませて頂きました。皆様の好意感謝します。 まつたけ十字軍に、入れていただいて 喜んでいます。川崎さんが男の居場所をされていますが女の居場所が私にとっての まつたけ十字軍です。毎回は行けませんが よろしく お願いします。

11月の活動日のおしらせ
第66回活動日:11月04日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第67回活動日:11月10日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第68回活動日:11月16日(木) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分
第69回活動日:11月25日(土) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分  
第70回活動日:12月01日(金) 京都バス 岩倉村松集会所前集合 午前10時30分


寄付等の振込先: 氏名: まつたけ十字軍 代表 吉村文彦
                銀行名: 京都銀行 山科中央支店
               口座No.: 普通預金 3698173 
主 催 団 体
吉村 文彦(マツタケ生態学者)
まつたけ十字軍運動 本部(http://blog.goo.ne.jp/npoiroem/)    
〒607-8421 京都市山科区御陵岡ノ西町38-27、 075-581-8932, 090-6227-4305
大月 健(代表)
京都大学マツタケ研究会(京都大学農学部図書室気付、大月 健 090-4280-3334)
共 催 団 体
NPO国際環境微生物応用研究機構、香川理化学研究所、NPO市民環境研究所
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