のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

わらしべを掴む長者は夢の夢

2007年08月29日 | 今年の米づくり
当地でもすこしずつ稲刈りが始まっています。稲刈りどきになったとたんに秋の長雨?です。涼しくなって体の方は楽になりましたが、農家にとっては頭の痛い問題です。

今年のコメ作りは開花期の曇天とその後の猛暑で悪条件が重なって、品質の面も含めて不作ではないかといわれています。確かに周りの田んぼの穂は軽そうな感じです。

例年のことでもありますが、わが家の稲穂(写真左側)は慣行栽培のもの(写真右側)よりは大きな穂になっています。はたして収量はどのくらいになるのか、暑さの影響で白濁米が多いのか、気になるところです。

葉の色は周辺よりも青みが強いのですが、「わらしべ」の黄変具合を比較すると、周辺と大差なく稲刈りができそうです。というより、しなければならないようです。