のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

空蝉の世は流れてもわれ覚えず

2007年08月18日 | 梨の出荷
このところ国内最高気温記録の更新やら旧盆休みやら某A省のトップ人事やらと、いろいろと世の中はきちんと動いているのですが、わが家はナシを収穫して箱詰めして発送して伝票整理して、そして寝る前にこのブログをチェックして、の繰り返し。こんなブログ書いているなら早く寝たほうが良いのですが。

久しぶりに熱帯夜から開放されて、はて、あの日は何をしたっけ?娘たちと何か話をしたっけ?などと考えても、何も浮かばない。そんな日が続いています。まあ、例年のことですが、年をとったせいか、一層何も覚えていない。

もう少しで幸水の収穫の山場を越えられそうです。


先日のラジオで、イソップ物語?グリム童話?の「アリとキリギリス」の元の話は「アリとセミ」だったと話していました。ドイツでは気温が低くセミが生息できないとかで、セミのかわりにどこでも見られるキリギリスになったということです。そうか、ドイツにいるわが家の長男は今年は蝉時雨を聞いていないのだなと思いを馳せました。

また、最近は気温が上昇しているため、7年とか8年とか言われてきた地中にもぐっている期間が短縮され、6年とか5年で成虫になるものもあるとか。うーん、こんな小さな虫でも梨園で大量に出現するとモンスターになってしまいますねえ。