のらやま生活向上委員会 suginofarm

自然と時間を、都市と生命を、地域と環境を、家族と生きがいを分かち合うために、農業を楽しめる農家になりたいと考えています

枝先に獣道開かる梅雨明かる

2007年08月02日 | 夏の梨畑
このナシは「愛甘水あいかんすい」といいます。幸水よりも早く熟す、極早生品種です。わが家に一本だけ苗木があります。今年は十数個生らせていたのですが、一夜にして、5,6個がこの状態です。

        

        

        

ハクビシンの仕業でしょう。県内でも各地でこのような獣害が問題となっていて、房総の方の果樹農家は獣害が原因で農家を廃業したというような話もあるようです。

幸水の方の被害はなく、熟し度合いが何か香りのようなものでわかるのでしょう…って、そんなところに感心している場合ではありません。何か対策を…

で、思いついたのはネズミ捕り用の粘着板とハエ捕りリボン。どちらもべたべたと体に引っ付いて不快にさせ、もう近寄るのよそうと思ってくれれば、という作戦でしたが、敵もさるものおつなもの。一晩目は、仕掛けにかかりませんでした。ということは、作戦は成功?

追伸

やはりだめでした。二日目の朝にはまた2個の実がかじられていました。ベタベタ作戦も失敗のようです。