5月3日のブログに「sakura」さんが「手賀沼の水の中に生えている木はなクヌギ?」というコメントを寄せてくれました。その木はsakuraさんのHPで写真で紹介されています。
今日、現地を確認してきました。やはりクヌギではありませんでした。まず葉の形が違います。
これがクヌギの今の葉。葉の縁がギザギザしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/41/09d0b537e915f0b35b831a47212e760f.jpg)
こちらが現地で見た葉。縁は滑らかで丸い葉をしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8c/5c99c2793e1b42ed1faaf3967d1aed33.jpg)
確かに堤防の外、つまり沼側、水辺に生えていました。高さも10mはあるでしょうか。立派なものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/53/616f43e9ec72ddfefb1e5f6ebd129e33.jpg)
ナシ屋とはいえ、そんなに樹木に詳しいわけではありません。図鑑やサイトをみてみたのですが、花も実も見つけられなかったものですから、結局、なんという木なのかわかりません。
生えている湿地環境からいうと「ハンノキ」という可能性があったのですが…
「ハンノキ」
『水位の高い湿潤で肥沃な土壌を好み、河川流域、湖畔などの水湿地に群生する。成長は早い。
…
関東地方などの水田地帯では、刈り取った稲を乾燥させるため、ハンノキをはさ木(稲架木、稲木ともいう)として列植されている所もあり、農村風物詩になっている。
はさ木として用いたのは、水田化された湿地で本来最も典型的な樹木だったためである。ハンノキ-ヨシの群落は、世界の温帯以北の低湿地で最もポピュラーで典型的な群落である。』
なになに「はさ木」とな。手賀沼周辺でも刈り取った稲をかける「はさ木」があったのか。そうか「はさ木」の末裔かと感慨深く思っていたのですが、やはり葉の形が違うようです。ハンノキは縁がギザギザ、落葉樹です。この木は常緑であったような…。
というわけでsakuraさん。お尋ねの件、クヌギでないのは確かですが、今日の段階ではなんという木なのかはわかりません。でも興味深い木を紹介いただいてありがとうございました。HPもきれいな写真ばかりです。これからも美しい光景を記録していってください。
今日、現地を確認してきました。やはりクヌギではありませんでした。まず葉の形が違います。
これがクヌギの今の葉。葉の縁がギザギザしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/41/09d0b537e915f0b35b831a47212e760f.jpg)
こちらが現地で見た葉。縁は滑らかで丸い葉をしています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/8c/5c99c2793e1b42ed1faaf3967d1aed33.jpg)
確かに堤防の外、つまり沼側、水辺に生えていました。高さも10mはあるでしょうか。立派なものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/53/616f43e9ec72ddfefb1e5f6ebd129e33.jpg)
ナシ屋とはいえ、そんなに樹木に詳しいわけではありません。図鑑やサイトをみてみたのですが、花も実も見つけられなかったものですから、結局、なんという木なのかわかりません。
生えている湿地環境からいうと「ハンノキ」という可能性があったのですが…
「ハンノキ」
『水位の高い湿潤で肥沃な土壌を好み、河川流域、湖畔などの水湿地に群生する。成長は早い。
…
関東地方などの水田地帯では、刈り取った稲を乾燥させるため、ハンノキをはさ木(稲架木、稲木ともいう)として列植されている所もあり、農村風物詩になっている。
はさ木として用いたのは、水田化された湿地で本来最も典型的な樹木だったためである。ハンノキ-ヨシの群落は、世界の温帯以北の低湿地で最もポピュラーで典型的な群落である。』
なになに「はさ木」とな。手賀沼周辺でも刈り取った稲をかける「はさ木」があったのか。そうか「はさ木」の末裔かと感慨深く思っていたのですが、やはり葉の形が違うようです。ハンノキは縁がギザギザ、落葉樹です。この木は常緑であったような…。
というわけでsakuraさん。お尋ねの件、クヌギでないのは確かですが、今日の段階ではなんという木なのかはわかりません。でも興味深い木を紹介いただいてありがとうございました。HPもきれいな写真ばかりです。これからも美しい光景を記録していってください。