キク科バラモンジン属のバラモンジン(婆羅門参)です。
根や新芽が食用になるそうで、古くに移入され、それが野生化しているようです。
花の径は5cmほどと大きい紫色の花で、観賞用としても親しまれていたそうです。
総苞片は8個です。
こちらは、やや小さな黄色い花で総苞片は8個、バラモンギクと思われます。
上記の2種に比べてやや大振りのフトエバラモンギク(太柄婆羅門菊)です。
花径5cmほどの大きな黄色い花が、方々の道端や空き地に目立って咲いています。
頭花の柄が先端に向かって著しく太くなることから「太柄」です。
花色や花径、総苞片が13個ほどあることなどから、他種との見分けは容易です。
果実も大きく目立ちます。
陽に向かって花を開き、開花は早朝のみ、お寝坊さんには見ることができません。
9時頃には花を閉じてしまいます。
外来種なのですが、花が目立つので草刈りから逃してもらえる果報株もあります。