信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

バラモンジン属花盛り

2019年06月15日 | 山野草

キク科バラモンジン属のバラモンジン(婆羅門参)です。
根や新芽が食用になるそうで、古くに移入され、それが野生化しているようです。


花の径は5cmほどと大きい紫色の花で、観賞用としても親しまれていたそうです。


総苞片は8個です。


こちらは、やや小さな黄色い花で総苞片は8個、バラモンギクと思われます。


上記の2種に比べてやや大振りのフトエバラモンギク(太柄婆羅門菊)です。


花径5cmほどの大きな黄色い花が、方々の道端や空き地に目立って咲いています。


頭花の柄が先端に向かって著しく太くなることから「太柄」です。
花色や花径、総苞片が13個ほどあることなどから、他種との見分けは容易です。


果実も大きく目立ちます。


陽に向かって花を開き、開花は早朝のみ、お寝坊さんには見ることができません。


9時頃には花を閉じてしまいます。
外来種なのですが、花が目立つので草刈りから逃してもらえる果報株もあります。
コメント (2)
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