信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

故郷の野山を想う 冬

2018年01月06日 | 自然

子供の頃は奥山暮らし、野山が生活や遊びの場所でした。
最近、その頃を想い出すと、唱歌『故郷』を口ずさんでいます。
昨年、記憶に残る野山とのふれ合いを挿し絵にして、会報に載せました。
それを、冬、春、夏、秋と、季節毎にまとめてみました。


冬になると一帯は雪で埋め尽くされ、里との道は閉ざされてしまいます。
子供達の大好きな馬「豊天(ほうてん)号」が引くそりで通学です。
手綱さばきのサービスがあると豊天が猛ダッシュ、子供達は大盛り上がりです。
吹雪の日もあり辛い通学だったでしょが、楽しい想い出だけが残っています。


雪の野山には縦横無尽にノウサギが足跡を残し、うさぎ道が出来ていました。
食卓は貯蔵野菜が主となる冬、猟で仕留められたノウサギは大変なご馳走です。
子供達も、巣穴探しや針金のワナ掛けなど、「うさぎ追いし かの山」です。
猟果はないのですが、雪をこぎわけてのうさぎ獲り遊びが楽しみでした。
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