信州自由人

のぐケーンのぶろぐ

『パール浅間』日和

2016年11月19日 | 自然

小諸高原美術館から見る浅間山周辺の山並み、左から黒斑山、浅間山、剣ケ峰です。
11月13日(日)は、年に1~2回ほどしか見られないという、『パール浅間』の日です。
それは、浅間山の頂きに丸い月がかかり、パールのように淡く輝く神秘的な現象とか。
しかも今年は、夕焼けも同時に見られるという稀なチャンス、逃すと6年後とのこと。
さらに、63年ぶりといわれる『スーパームーン』の前日、そしてこの青空です。


14時過ぎに車坂峠を出発し、15時半頃に槍ヶ鞘(やりがさや)に到着です。
ここからの浅間山の眺めも良いのですが、すでに日影になり夕日が見られません。
画像左側の岩場、トーミの頭(とーみのかしら:標高2320m)まで登ることにしました。


トーミの頭は人が鈴なり状態、そこで、草すべり分岐点をお月見場所としました。
夕日はオオシラビソの樹林の隙間からしか見えませんが、絶好のスポットです。


16時20分過ぎ、黒斑山から見え始めたのであとわずか、との声が聞こえます。
浅間山の勇姿をカメラのファインダーにとらえ、山の頂に集中します。


16時26分、浅間山からパールの出現です。


16時29分、これが『パール浅間』です。


夕日の当たるトーミの頭に立つ人々も自然と一帯となり、神秘さを演出しています。


槍ヶ鞘とトーミの頭の鞍部まで下り見上げた浅間山、パールは大空にあがりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする