そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



今回のブログ。
結構なことを書く。
結構なことを告白する。
相当、恥ずかしいことだ。
でもそれは、先に知っておいてもらった方がいい事実なのだ。
先に知っておいてもらった方がむしろ救われる事実なのだ。
だから、この場で先に皆さんに告白しておく。
僕を知る皆さんに、なるべく先に知っておいて欲しい。

無意識ってこわい。
人は無意識でいろんなことをしている。
それを「癖(くせ)」と呼ぶ。
僕は昨年末、自分のとんでもない癖を人に指摘された。
そして、驚愕し、赤面した。

昨年末。
某番組の会議中のことだ。

会議は盛り上がっていて、僕は調子よくしゃべっていた。
あーだ、こーだ、と。
あーでもない、こーでもない、と。
僕はとても調子よくしゃべっていた。
そしたら……
そのとき……
向かいに座っていたプロデューサーに指摘されたのだ。
P「堀田さん!なんすかその手?」
僕「は?手がなに?」
P「手ですよ!」
僕「へ?」

僕は自分の手を見てみた。
そしたら。
僕の手は無意識のうちに、こんな形になっていた。
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
……
うわぁぁぁぁっ!



なんてことだ!
なんて卑猥な形をしていたのだ!
しかも両手ともにだ。
会議室、爆笑。

……
……
……
どうやらこれが、僕の癖らしい。
力が入ると、無意識のうちに手がこんな下品な形になる。
最悪だ。
……
……
……

いったいいつから僕はこんな癖を持っていたんだろう?
いつも会議に出席しているADの男の子はこう証言した。
僕「もしかして今までにもオレこんな手してた?」
AD「はい、してました」
僕「いつから?」
AD「ここ2、3ヶ月、ちょいちょい」
僕「ちょいちょいかよ!」

なんと、ちょいちょい、していたらしい。
やはり、これが僕の癖なのだ。
調子よくしゃべっていると、無意識のうちに手がこの卑猥な形になる。
そんな癖の持ち主なのだ。
どうも親指をこの位置に入れるとしっくり来るらしい。
確かに、意識的にやってみてもなんかしっくりくる。
でも、そんなしっくりの仕方、しなくていいっつ~の。
その後、出来るだけ自分の手元に注意を払い、気を付けるようにして過ごしていたが、確かにこの年末年始、何度も無意識のうちに手がこの形になっている自分自身に気付いたりした。
……
……
……
……
最悪だ。
最悪の癖だ。
なんとか直さないといけない。

というか。
今までのことが心配になってきた。
今まで女の子とデート中とかに、無意識のうちに手をこの形に握っていたのかも知れないのだ。
こんな手をしたまま、しゃべっていたかも知れないのだ。
それに相手の女の子は気付いていたりして……
「何この人?」
「何、その手?」
「気持ち悪~い」
……
……
……
そりゃ、モテんわ!

ああ。
最悪だ。
無意識だから僕は悪くない。
悪くないったら、ない。
でも、自己嫌悪。
こんな下品な癖、1日も早く直さないといけない。

以上。
僕の恥ずかしい告白だ。

僕はしゃべっているとき無意識で

こうなる人なのだ。

これから僕に実際に会う皆さん。
もし僕の手がこうなっていたら、遠慮なく指摘してやってください。
そして、これが無意識で、決して意図的ではないってことをあらかじめ理解してください。
温かく見守ってやって下さい。
お願いします。

ちなみにこれ。
笑っていい話ですからね。
頼みます。
深刻に受け止められると、むしろつらいッス。

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未知との遭遇 製作30周年アニバーサリー アルティメット・エディション(2枚組) (Blu-ray Disc)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


「未知との遭遇」
僕がとても好きな映画の1つだ。

オリジナル版、特別編、ファイナルカット版の3ヴァージョンが存在するこの映画。
なぜか特別編だけはずっとDVDソフトにならなかった。
エンディング曲に唯一「星に願いを」がかかる特別編。
僕は「星に願いを」が聴きたいがため、ずっと特別編のレーザーディスクを捨てられなかった。
そしたら、ようやく最近、特別編も収録されたDVDが発売された。
これでようやくLDを捨てられる。
さて、DVDソフトを買おう、と思ったら、同時にブルーレイも発売されていた。

で……

買ってしまった。
生まれて初めてのブルーレイディスクのソフトを。

うちにはプレイステーション3があるから、一応ブルーレイが再生出来る。
リビングの37型のハイビジョンテレビでブルーレイが観られる。
なので、買ってみた。
地下ホームシアターもブルーレイ再生機をつなげばハイビジョン再生に対応出来るのだが、まだ早いかなぁ~思って様子を見ていたところだ。
しかし、そろそろブルーレイがどれほどの物なのか見てみよう。
……というわけで、「未知との遭遇」をブルーレイで少し鑑賞。

コレ……
やはり解像度の高さはハンパない。
でも解像度が高すぎて、元のフィルムの質が悪い分、ソフトがハードに負けている。
それでもやっぱり画質は抜群にいい。
うーむ、このクオリティで地下の130インチホームシアターに映したら、そりゃすごそうだ。
ブルーレイ導入。
そろそろ本気で考えてもいいかも知れない。

でも、BD。
まだまだ発売されているソフトが少ない。
律儀に「スター・ウォーズがBDで出るまで待とうかな」とも思う。

ブルーレイをすでにホームシアターに導入している皆さん。
どうなんですか?
イケてます?

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【初回限定生産】『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション(5枚組み)

ワーナー・ホーム・ビデオ


2008年最初に観るDVD。
コレにしてみた。
昨年公開された「ブレードランナー/ファイナルカット」
言わずと知れた1982年公開の名作SF「ブレードランナー」の再編集公開ヴァージョンだ。

もう何十回観たか分からないけど、すごい映画だ。
もう、すごいとしか表現のしようがない。
とにかく、すごい。
だって、すごすぎて1982年の公開当時は誰にもその真価が分からず(「E.T.」と同時公開だったので目立たなかったというのもあるけど)公開してすぐ打ち切られたんだもん。
当時中2だった僕は映画館に観に行った。
映画館はガラガラだった。
で、観たけどさっぱり意味が分からず、ガッカリして帰った記憶がある。
実際、当時は見向きもされなかったのだ。
その後、ビデオが出てから人気に火がつき、評価された名作だ。
今観てもちっとも古くさくない。
1982年製作の映画で、今観ても古くさくないなんて珍しい。
つまり、それだけすごいってことだ。
時代を先取りした、というか、あとにも先にもオンリーワンの名作。

で、全部で5ヴァージョン存在する「ブレードランナー」だけど、僕は断然1982年の劇場公開ヴァージョンが好き。
つまり、ハリソン・フォードのナレーションが入っていて、ハッピーエンドのヴァージョン。
1992年のディレクターズカット版や、2007年のこのファイナルカット版は、正直言って、嫌いだ。
デッカードがレプリカント?
ありえないっつ~の!
監督のリドリー・スコットは「デッカードはレプリカントだ」と明言しているけど、僕は断固否定する!←何様だ?
監督が何と言おうが、知ったことか。
デッカードは人間だ。
レプリカントなんかじゃない!
そうじゃなきゃ、イヤだ。
……
……
……
何書いてるんだか意味が分からないって人。
映画を観てくれ。
1982年の「劇場公開版」と2007年の「ファイナルカット」を比べれば、僕の主張していることは分かる。

ちなみに。

今回のDVDの字幕。
昔ビデオについていた字幕をそのまま使っている。
でもさ、単純なミスぐらい、いい機会なんだから直してほしかった。
「ビールス」ってなんだ、「ビールス」って?
今の表記では絶対「ウイルス」だろ。
昔、一部「ビールス」って表記されていた時代もある。
Virusは英語ではたしかに「バイルス」と発音する。
だけど、日本語表記は「ウイルス」であって「ビールス」ではない。
なのに、何度も「ビールス」「ビールス」って字幕が出る。
直しなさいっつ~の。
DVDの字幕の適当ぶりには、いつも腹が立つんだよなぁ。
再発売の時、チェックして直す習慣を付けて欲しい。
映画会社各社に強く要望する。

ちなみに字幕でもうひとつ言うなら……
僕はこの「ブレードランナー」の字幕で昔から腹立っていた部分がある。
それは映画のラスト「All those moments will be lost in time. (そういう思い出もやがて消える。時が来れば)」の後に続くルトガー・ハウアーのセリフ「Like tears in rain」だ。
なんと信じられないことに「Like tears in rain」が、日本語字幕では「涙のように、雨のように」と訳されてきた。
それも、ずっと。
ビデオもLDもDVDもずっと。
でもさ~、どう考えても原文のまま訳せば「雨の中の、涙のように」じゃん。
「そういう思い出もやがて消える。時が来れば。涙のように、雨のように」
「そういう思い出もやがて消える。時が来れば。雨の中の、涙のように」
一見、2つの訳はそんなに変わらないように思うかも知れない。
でもこのシーン……雨が降っているのだよ。
実際に雨が降っているのだ。
そして、死を間際にルトガー・ハウアーは泣いているのだ。
涙が雨の中で見えないけど……
ほ~らね。
2つの訳の違いでセリフの深さはまるで別物だ。
映画のラスト「All those moments will be lost in time. Like tears in rain」は、原文のまま、噛み締めるべし。
そしたら、3倍は、泣ける。

感想。
「ファイナルカット版」単体だと星3つ。★★★
映画「ブレードランナー」としてなら星5つ。★★★★★
多分、僕は死ぬまでにこの映画、あと数回は観ると思う。
そんな映画ってあまりない。
だから、すごい。
それだけ、すごいのだ。

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あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。



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