そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



アレルエイド・サプリ青みかんの奇跡 120粒

アレルエイド


花粉症によく効くと、某テレビ局社員の間で静かなブームになっているのがこれ。
僕は花粉症じゃないですが、確かに効くそうです。
とはいっても、そろそろ花粉の季節も終わりかな。

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ジョー・ブラックをよろしく

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン


何度も観てしまう映画。
その一つが「ジョー・ブラックをよろしく」

3時間と長い映画だけど、そこで語られる「愛」や「死」が、何度観ても心に染み渡る。
主演のブラッド・ピットやクレア・フォラーニももちろんいい。
特に2人が出会う冒頭のコーヒーショップのシーンは、男女が恋に落ちる瞬間を自然に描き、秀逸。

しかし、一番いいのはアンソニー・ホプキンスだ。

愛を語る表情、死を間近に控え娘と別れる表情、死を覚悟する最後の表情……
どれを取っても「ああ、こんなおっさんになりたい!」「こんな風に死にたい」と思わせる。

また見なきゃ。

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ロング・グッドバイ

早川書房


僕が何度も読み返している本はほとんどない。
チャンドラーの「長いお別れ」と、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の2冊ぐらい。

そんな2冊に思い入れのある僕にとって、待望の、というか、奇跡の書籍が出版された。
チャンドラーの名著「長いお別れ」を、村上春樹氏が新訳した「ロング・グッドバイ」
早速購入して一気に読んだ。

かつて清水俊二氏が訳したものに慣れ親しんだ僕だけど、さほど違和感は感じなかった。
まぁ、僕としては古めかしい言い回しの清水訳の方が、ハードボイルドっぽくて、好きと言えば好きなんだけど。
清水訳でも村上訳でも、私立探偵フィリップ・マーロウは、マーロウに変わりなく、相変わらずの格好良さ。
まさにハードボイルドここにあり、といった名著。
原文に忠実に訳している分、村上訳の方が一部分かりにくい部分があるかも知れないが、言葉の選び方がとても現代的でスマートになっている分、読みやすさではこちらに軍配が上がると思う。
この本を読めば、いかに村上春樹氏がチャンドラーに強い影響を受けているかが分かるはずだ。

そして、僕は、村上訳に何か決定的な物語上の違いを感じた。
そして、ある書評を読んで、その答えが分かった。

この本の原題は「The Long Goodbye」だ。
そして清水俊二氏はこれに「長いお別れ」という邦題を付けた。
この「お別れ」という言葉が選ばれたのが盲点だったのだ。

僕はずっとタイトルの「長いお別れ」とは、親友だったフィリップ・マーロウとテリー・レノックスの2人に、物語の最後、決定的な形で訪れる永遠の別れ、そのことを差しているものだとばかり思い込んでいた。
しかし「Goodbye」は、本来「さよなら」の挨拶を意味する。
つまり「長いさよなら」が実は意味合い的には正しいのだ。
それは「さよならを言うまで長くかかる」という意味だったことが、村上訳で分かった。
「マーロウは、レノックスにさよならを言うまでに、長い時間がかかった」……という物語だったのだ。

もちろん「さよならを言うまで時間がかかる」という意味と、「2人に永遠の決定的な別れが待っている」というダブルミーニングで「The Long Goodbye」というタイトルをチャンドラーが付けた可能性は高い。

とにかく、男なら、一生に一度は読むべし。
マジ、ほれぼれするほど、格好いいよ。

464ページで泣け!
ラストで唸れ!
そして、そのほかのチャンドラー作品も一気に全部読むべし。

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記念すべきブログ開設第1回目の話題が、いきなり病気ネタ。
まぁ、そこそこのブログだから、そんなスタートを切るのもいいだろう。

3日前から右のわき腹が痛み、医者に行かず放置。
余りの痛さで朝からテンションが上がらず、車を運転するのもつらいので、今日は某番組の会議をやむなく欠席。
日に日に痛みが増す気がするためネットで調べたところ、病名は、帯状疱疹、及び、肋間神経痛らしいと判明。
非常に読み方が難しいこの2つの病気、それぞれ「たいじょうほうしん」「ろっかんしんけいつう」と読む。

そしてなんと帯状疱疹とは、簡潔に言えば「大人の水ぼうそう」!
子供のころ誰もが必ず一度かかる水ぼうそうだが、実は完治しても菌は死滅せず、体内の神経節にずっと息を潜めているそうで……
その眠っていた菌が、大人になってストレスや免疫の低下などさまざまな要因で再び発症するのが「帯状疱疹」
身体に帯状に疱疹が現れ、それに伴い患部付近の神経節が痛む、メジャーな病気らしい。

しかも、この帯状疱疹って病気、性病でお馴染み「ヘルペス」の一種だと知ってびっくり。
ヘルペス菌には3種類あり、口の周りにブツブツが出来る「口ヘルペス菌」、性器の回りにブツブツが出来る「性器ヘルペス菌」、そしてもう1種類が僕の発症した「水ぼうそうヘルペス菌」
性病なんて一度もかかったことがない、非冒険的な、そこそこの人生を送ってきた僕だが、ついに(広範な意味で)ヘルペスを発病!
なんだか、箔がついたようで嬉しい。
月曜辺り会議でしゃべろうっと。
「オレ、ヘルペスにかかっちまったよ!」って。

でも、月曜日には病院に行かなきゃダメなんだろうなぁ。
神様!
注射だけは打たれませんよーに。

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