そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



日本人男子の平均寿命は、78.56歳。
ちなみに女子は85.52歳。
2005年のデータを厚生省がまとめた最新の統計だ。

今年の夏で僕は39歳になる。
2倍すると、ちょうど78歳。
まさに「人生の折り返し点」が目の前に迫っているわけだ。

まだ半分、とも感じるし、もう半分、とも感じる。
ただ、あっという間だったことだけは間違いない。
とくに、社会人として働き始めて以降、時間の進む実感スピードは恐ろしく速かった。
この調子でいくと、もし平均寿命まで生きたとしても、実感としてはまぁ、あっという間に死ぬ日が来るんだろう。

日々生きる上での目標とか夢には、少し先の未来をにらんだモノと、長期的な未来をにらんだモノがある。

少し先の目標や夢だったら、例えば「アノ子と付き合いたい」とか「ナントカっていう車が欲しい」とか「ドコソコへ旅行に行きたい」とか、あれやこれや僕もそれなりに、達成したり挫折したり、手に入れたり入れられなかったり、成功したり失敗したり、いろいろと経験してきたし、今だって、いくつか少し先の夢ぐらい持っている。
ただ、長期的な未来の目標や夢って、最近失っていたかもなぁ~と、ふと思った。

たいへん幸せなことに、僕は15、6歳の頃に夢見た「放送作家になる」という人生の長期的目標をそこそこ達成することができた。
そして、その達成した夢の中で今まで生きてきた。
で、このまま、何となく、そこそこで人生を終えることも出来るだろうけど、せっかくたった一度の人生を生きるんだから、もうひとつ長期的な目標を立てるべきでは、と、平均寿命×1/2の今、ふと考えた。

人生の折り返し点。
そろそろ最終的な人生目標を決めないとまずいのかも知れない。
一体、僕はこの先どうなりたいのか?
どうなって、どう死にたいのか?

で、実際「それってなんだろう?」と考えると、これが難しい。
まぁ、例え決まったとしてもブログに書くことではない気がするが。

普通、人は誰も、そういう人生の最終目標や夢を持っているものなのかな?
少なくとも僕はついさっきまで持っていなかったので、世の中の結構な人が、そんなの持っていない気がする。
日々を何となく生きちゃっている気がする。
なんか、もったいないね。
人ごとみたいだけど。

イカン、ちゃんと考えなきゃ。

そんなことを、朝の4時に考えて、ブログに書いている僕は、どうなんだろう? ってのもある。

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