| 納棺夫日記 (文春文庫)青木 新門文藝春秋 |
映画「おくりびと」の原案本。
これはスゴイ。
映画とはぜんぜん違う(エレメントは一緒だけど)
オススメ。
とくに第一章と第二章。
第三章はちょっと難しすぎるかな。
映像では表現出来ないことが文章には出来る。
文章という表現手法の無限の可能性と、文章を映画やドラマに落とし込んだときの限界について考えさせられた。
映画を観て、納得の出来なかった人は読むべし。
本に書かれている主題は「光」だ。
それを映画「おくりびと」は無視している。
なんとか映画でも上手に表現出来なかったものかなぁ~と思うが。
黒澤明監督の「赤ひげ」の六助のエピソードを思い出した。
あれはその「光」を描いていた。
| Trackback ( )
|