そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



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スピルバーグが「レディ・プレイヤー1」の製作途中に、反トランプ政権の思いに駆られ、ふと思い立って急ピッチで作ったという映画。
メリル・ストリープとトム・ハンクスの共演。
AppleTVのレンタルで鑑賞。

いやぁ素晴らしかった。
名優2人の安定感たるや。
そりゃアカデミー賞の作品賞にノミネートされるわけだ。
今これを作らなきゃ、ということでなんとスピルバーグ、この映画を撮影開始から仕上げまで半年以内で作っている。
スピルバーグ史上、最短で作られた映画だ。
まずその仕事の凄さに驚くし、映画としては水準以上の出来だし、アメリカの闇が浮き彫りになるし、なによりこの映画を観て思うのは、今の安倍政権と日本のマスコミ(新聞社・テレビ・雑誌等)との向き合い方に対する問題定義として実に時代性があるということ。
まさに報道の自由とは何か、報道する権利、報道の意義を問うものになっている。
報道に携わるマスコミ人はこの映画、全員見るべきだろう。
星3つ。★★★

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