そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



猿の惑星:新世紀(ライジング) [Blu-ray]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


猿の惑星リブートの第3作がもうすぐ公開される。
その前にこの第2作を観ておかねば。
というわけで、自宅地下ホームシアターにてBlu-ray鑑賞。
その感想。

ひたすら悲しい。
とにかく悲しい。
そんな映画だった。
悲しすぎて泣いた。
久々の高得点。
星4つ。★★★★
素晴らしく悲しい映画だった。

そもそも僕は動物ものに弱いのだ。
動物が主人公というだけでどうしても涙腺が緩む。
具体的にいうと「ベイブ」とか「ハッピーフィート」とか「ハチ公物語」とか、そういう映画に僕はものすごく高得点をつけてしまう。
そしてその延長線上にあるのがこの映画。
とにかく悲しかった。
どうにも分かり合えない人と猿。
個人レベルでは分かり合えるのに、種族としては分かり合えない。
だからいがみ合い、憎み合い、戦い、殺し合うしかない。
これはある意味人間同士の果てしない戦争の歴史のメタファーだ。
個人レベルでは分かり合えても、人種の違いやイデオロギーの違いで、戦いは生まれ、その結果どれだけの命が奪われてきたことか?
とにかく悲しい、悲しい、悲しい。
それ以外の感想が出て来ない。
どうしても分かり合えない、共存できない人と猿との運命的な物語が、涙を誘った。
名作といって良いだろう。

この秋公開される第3作「聖戦紀」にも泣かされそうだなぁ。

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