そこそこの放送作家・堀田延が、そこそこ真面目に、そこそこ冗談を交えつつ、そこそこの頻度で記す、そこそこのブログ。
人生そこそこでいいじゃない



タイタンの戦い [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


どうやら『タイタンの逆襲』という新作映画が公開されるらしい。
この『タイタンの戦い』の続編だ。
続編が作られるということは、そこそこ、この『タイタンの戦い』が成功したのだろう。
というわけで『どうせしょうもないB級映画でしょ』との先入観で観るのをやめていたこの映画をBlu-rayにて鑑賞。
その感想。

なんだそこそこ面白いじゃないか。
そもそも神話系のSFが嫌いじゃない僕としては、ゼウス、ハデスに、ペルセウスとアンドロメダとペガサス、さらにメドゥーサにケートス(クラーケン)というギリシャ神話のオールスターキャストが一堂に会するこれが楽しめないはずがなかった。
想像していた以上に面白い。
やはり歴史に裏打ちされた神話は、人のDNAの奥底にあるなにか心のひだみたいなものを打つのだ。
とくにメドゥーサとの戦いが今作最大の見どころなのだが、『目を見ちゃうと石になる』という設定はやはりシビレる。
古代ギリシャ人は良く思いついたな、こんなイキな設定を。
盾の裏側を鏡にして、メドゥーサの目を鏡越しに間接的に見る分には石にならないという、あの設定。
もう、映画化して下さいと言わんばかりのイキな設定。
で、見事に最新CGで映像化されたメドゥーサは、綺麗で、かつ怖い。
ま、首切られてクラーケン討伐の道具に使われちゃうのだが。
いやはや、しょうもないのだが、面白い。
デカさそりに乗れるとは笑った。
星3つ。★★★

それにしても『ジン』という種族は何なのだ?
メドゥーサと目があっても石にならなかったぞ。
オキテ破りじゃないか。
あんなのギリシャ神話にいたっけ?

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