自然日誌 たかつき

自然についての問わず語りです。

乙女高原とモンゴル4 ナデシコ

2013年10月14日 | 乙女高原
カワラナデシコは違うのがわかります。モンゴルのは花弁の先のビロビロが長く、美人だけどちょっと厚化粧な女性が髪を振り乱したような印象です。


乙女高原のカワラナデシコ


モンゴルのカワラナデシコ

このナデシコは森林に生えていますが、草原には背が低くて、ビロビロがなく、田舎の少女という感じのかわいいナデシコがあります。紅色がどきっとするほど鮮烈です。


モンゴルの小さいナデシコ

ナデシコとは撫子と書きますが、なでたくなるようにかわいいということのようです。大和撫子というときは、奥ゆかしくてよわよわしい女性ということと理解していますが、どうでしょうか。そういうわけで、サッカーチームの名前がナデシコと決まったときは、違和感がありましたが、すばらしい活躍で、いつのまにかナデシコということば自体のイメージがかわったような気がします。今の子供はナデシコと聞けば元気一杯の花と連想するのかもしれません。
コメント
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