栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

締め切り間近…POGオススメ10頭

2010-05-24 14:50:48 | POG

今年も競馬総合チャンネルのPOG特集で「オススメ10頭」を選ばないといけないわけですが、例年通り一種牡馬から一頭、マイナー種牡馬に走るのはなしで(笑)、なるべく馬名決定馬のなかから選びましょう…ということで、昨晩からとりかかって、まあだいたいこんなところに辿り着きました

今年はマル外・持込から2頭。どちらも父系の主流スピードと母系のドイツ血脈とのバランスが良好で、エイシンフラッシュをはじめとするプチ独血ブームに乗ってみました(^ ^;)

ゼンノロブロイはまあ、だいたい成功形がわかってきたので、それに則った配合馬をということで…

タキオンはまあ「素直に良血」ということで…

キンカメはまあ、例の必殺ニアリークロスで…(^ ^;)

キングヘイローはまあ、いつもの黄金配合で…(^ ^;)

マンカフェ黄金配合は、今年はCaerleon狙いでクラシックタイプを…

フレンチデピュティからは、大好きな配合だったあの馬の全弟を…

ファンタスティックライトは自身も産駒も日本に適性をみせているし、何かと使いやすいBlushing Groom系で、あんまり目立ってないようですが一頭入れたくなりました。この母父とでスピードを出す方向でいこうかなと…

で、最後の一頭、ディープインパクト産駒でまだ悩んでます(^ ^;)

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨のオークス回顧~デピュティの奥深さと、フレンチなドロ斬れと、ラストタイクーンのMill Reef

2010-05-24 09:31:28 | 血統予想

アパパネの競走馬としての長所は主に二つあって、一つは世代ナンバーワンを誇る俊敏な反応と鋭敏な斬れで、それはラストタイクーンのナスキロラトロを増幅していることと、母父がスプリンターであることで説明できます
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007103234/

もう一つはDeputy Ministerのオールラウンドで雑草的な逞しさを受け継いでいる点で、さすがに北米でリーディングサイアーとなり枝葉を伸ばしているだけのことはあって、たとえばフレンチデピュティなんかも堅実に活躍馬を出す一方で、クロフネやアドマイヤジュピタやエイシンデピュティやレジネッタやピンクカメオのようなG1馬を出していて、レジネッタやピンカメのように半ばはまっただけのようなG1勝ちもあるのですが、はまったらG1を勝ってしまうような底力を持ち合わせているところがDeputy Ministerの奥深いところなのです

アパパネの評価を「瞬発力だけの馬」→「1800m中心のオールラウンダー」と徐々にボカしながら上げてきたのも、「キングカメハメハ産駒(6)~ラストタイクーン増幅がさらに早道」であざとい予防線を張っておいたのも、そういうDeputy Ministerの他のNorthern Dancer系とは少し毛色の違う、独特の逞しさや奥深さをこの馬から感じ取っていたからに他なりません

身上の瞬発力を使い果たした後も、闘争心と底力を振り絞って伸び続ける姿を見ながら、「アパパネってえらいなあ…デピュティってすごいなあ…」と心の中でつぶやいていました

キングカメハメハ産駒(6)~ラストタイクーン増幅がさらに早道
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/0fb16dacb9608153d41f41ce452ed0e1

-------------

サンテミリオンは若竹賞からフローラSまでずっと◎を打ち続けてきたし、「中山1800mより東京2000m向きでオークスが楽しみ」とずっと書いてきたし、フラワーCで3着だったときも「これはオークスへ向けて大きな糧になる」と書いてきました
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007102958/

けっきょくロブロイ娘が1,3,4着を占めましたが、最もストライドに柔らかさと伸びがあって、最もMill Reef的なこの馬が勝ったのはオークスらしくてよかったです

しかし1,2着馬はともにラストタイクーンを持つだけでなく、その母父Mill Reefのナスキロラトロをクロスしている点も共通するのですね~

祖母SudakaがSicambre3×5を持つのでフレンチなドロっとした斬れも表現されていて、俊敏さや鋭さではアパパネに劣りますが、柔らかなストライドで直線の長いコースで徐々に加速して長く脚を使えるのが長所で、やはりSicambre的ドロ斬れを引いていたネオユニヴァースが重のダービーを勝ったように、馬場が渋ったのもプラスだったと思います

そういえばKuwaさんがブログで「エイシンサニー(ミルジョージ×ダイアトム)を思い出す血統」と書いていたんですが、Mill ReefとSicambreといえば、雨のJCを泥だらけになって追い込んできたロッキータイガー(ミルジョージ×シーカー)も懐かしい…

私とkuwaさんはほぼ同時に競馬通信に入ったんですが、仕事が終わってから彼の家に押しかけていろんな馬の血統表を見ながら、あーだこーだと血統談義にふけってたのも懐かしい…

ゼンノロブロイ産駒の配合(2)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/d358b7d6309e5176790f00ff28a869cf

「きまぐれ競馬予想 オークス」(kuwaさんのブログ「A Wild Ride」)
http://blog.goo.ne.jp/boldirish/e/e07a9e492e60227f2d0ea3ba4a57d136

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする