栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」

ライスシャワーと的場のように

2010-05-04 00:50:39 | 血統予想

「ジャガーメイルはジャンポケ×サンデーだからトールポピーやアプリコットフィズなどと同じ配合で、サンデーの柔らかさも受けてはいるのだが、Hyperion的な粘り強さでジワジワ差している感じで、京都の良だと少しシャープさが足りない気はする。やはりベストは東京2400~2500mだろう」
と、「血統クリニック」では書いたのですが、京都記念からブリンカーを付けて行きっぷりが良くなったのに加えて、ウィリアムスと手が合ったのがやっぱり大きかったですね~
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2004107116/

ハイインロー的なスタミナの影響下にある泥臭い脚質の馬は、前に行ってナンボやということです

「オセアニアの騎手は短距離は巧いけど、長距離はなあ…」という人はけっこういましたし、私も以前ワールドスーパーの予想で「ウィリアムスは短距離で狙え」なんて書いたこともありました

まあ当たりが強くて前向きな気性の馬に乗ると行きすぎるところは先週も見られましたが、ようは馬の性格や脚質との相性ですからね~

ウオッカを2400mでフワッと乗って欲しいのならソフトタッチなルメールに頼めばいいし、ジャガーメイルのスタミナを3200mで振り絞って欲しいのならハードタッチなウィリアムスに頼めばいい、ということやと思うんです

でも私は、マイネルキッツのステイヤーとしての資質を信じた松岡の騎乗を、今回は一番ほめたいですね~

4角先頭突き放しで勝負に出たときは、的場父とライスシャワーの二度目の盾制覇がオーバーラップしました

惜しくも連覇はなりませんでしたが、あれがなければ、中だるみスローで勝負所で大きな不利があって、なんのこっちゃわからん春天になってた可能性は大です

そして、ああいう騎乗はテン乗りではできないと思います

コメント (3)
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