栗山求/望田潤監修「パーフェクト種牡馬辞典2024-2025」
「キングカメハメハ産駒(13)」のコメントで少し話題になったサウンドバリアーですが、ビリーヴの近親ですから1400mベストかという疑念はあるものの、やっぱり買っておくべきではないかと思いますよ～
というのも、この馬は母がSeattle Slew×SecretariatですからA.P.Indyやカワカミプリンセスの母と同じで、そこにアグネスデジタルでSecretariat5×3で、フィリーズレビューの映像を見直してみても、あの斬れ味はHペースの東京向きではないかという気がして仕方ないのです
http://db.netkeiba.com/horse/ped/2007101512/
Seattle SlewとSecretariatを通じる「Bold RulerとPrincequillo(ボルキロ)のクロス」を持つ馬には、テスタマッタ、ポップロック、シーキングザダイヤ、リーチザクラウン、スズカコーズウェイ、ラヴェリータ、サンカルロ、サクラオリオン、フサイチアウステル、ゲットフルマークスなどがいて、成績をみるとハッキリ東京向き、長い直線向きの傾向が出ています
┌Bold Ruler
┌Boldnesian
┌Bold Reasoning
Seattle Slew
│ ┌Princequillo
│ ┌Round Table
│┌Poker
└My Charmer
┌Bold Ruler
Secretariat
│┌Princequillo
└Somethingroyal
Seattle SlewとSecretariatを持つ馬の競馬場別成績(芝オープン)％は連対率
東京(9.5.2.40)25.0％
中山(4.4.3.42)15.1％
京都内(1.1.1.10)15.4％
京都外(3.4.1.33)17.1％
阪神内(2.2.4.29)10.8％
阪神外(4.1.1.10)31.3％
ウチパクとマイルCといえば、私の夢馬券、◎ムラマサノヨートー○ローレルゲレイロを紙くずにしてくれたピンクカメオがすぐにでも思い浮かぶわけですが(^ ^;)、あの牝馬もフレンチデピュティにChieftainですからボルキロクロスだったのですよ…
┌Bold Ruler
Chieftain
└Pocahontas
│┌Princequillo
└How
東京11R プリンシパルS
◎5.ルーラーシップ
○13.ブルーグラス
△6.ダイワファルコン
△7.ミカエルビスティー
×2.バシレウス
×3.クォークスター
注10.セイクリッドセブン
注16.ゴールスキー
◎はホーンビーム≒パロクサイド6×4・4で、父母のナタの斬れを受け継いだ緩慢だが大きなストライドは東京向き。ノリで人気だろうが他にひねりたいところもない。○は秋が楽しみなダンスのステイヤーだが、ペルーサに食い下がった前走だけ走れば今回も馬券圏内。
◎5.ルーラーシップ
○13.ブルーグラス
△6.ダイワファルコン
△7.ミカエルビスティー
×2.バシレウス
×3.クォークスター
注10.セイクリッドセブン
注16.ゴールスキー
◎はホーンビーム≒パロクサイド6×4・4で、父母のナタの斬れを受け継いだ緩慢だが大きなストライドは東京向き。ノリで人気だろうが他にひねりたいところもない。○は秋が楽しみなダンスのステイヤーだが、ペルーサに食い下がった前走だけ走れば今回も馬券圏内。
京都10R 京都新聞杯
◎1.レーヴドリアン
○14.アドマイヤテンクウ
▲13.ネオポラリス
△2.ハードダダンダン
△8.コスモファントム
×3.シルクアーネスト
×17.シャイニーナイト
注5.ブレイクアセオリー
注11.ゲシュタルト
◎の母レーヴドスカーはサンタラリ賞(仏G1・芝2000m)勝ち馬で、半兄アプレザンレーヴは青葉賞に勝った。スペシャルウィークにナスキロ血脈を重ねた配合で、柔らかく大きなストライドは明らかに広いコース向き。京都外回りに替わるのも2200mに距離が延びるのもプラスで、ここはきさらぎ賞の斬れ味を見直す手だ。○はキンカメ×サンデーでミルリーフのクロスだからのローズキングダムと似た配合だが、こちらは祖母ガゼルロワイヤル(英オークス2着)の重厚なフランス血脈の影響が強く渋い中距離馬に出た。少しジリっぽいが外回りは合っており、京成杯のように先行ならばこれが相手か。
◎1.レーヴドリアン
○14.アドマイヤテンクウ
▲13.ネオポラリス
△2.ハードダダンダン
△8.コスモファントム
×3.シルクアーネスト
×17.シャイニーナイト
注5.ブレイクアセオリー
注11.ゲシュタルト
◎の母レーヴドスカーはサンタラリ賞(仏G1・芝2000m)勝ち馬で、半兄アプレザンレーヴは青葉賞に勝った。スペシャルウィークにナスキロ血脈を重ねた配合で、柔らかく大きなストライドは明らかに広いコース向き。京都外回りに替わるのも2200mに距離が延びるのもプラスで、ここはきさらぎ賞の斬れ味を見直す手だ。○はキンカメ×サンデーでミルリーフのクロスだからのローズキングダムと似た配合だが、こちらは祖母ガゼルロワイヤル(英オークス2着)の重厚なフランス血脈の影響が強く渋い中距離馬に出た。少しジリっぽいが外回りは合っており、京成杯のように先行ならばこれが相手か。
新潟11R 新潟大賞典
◎11.タマモサポート
○14.サニーサンデー
▲16.ゴールデンダリア
△7.チョウカイファイト
×9.セイクリッドバレー
×15.マイネルスターリー
注2.ニホンピロレガーロ
注5.トリビュートソング
難解。どこから入っても自信はないが、どうせなら◎で振り回してみたい。母はヘイロー≒サーアイヴァー2×3・4と軽いスピードが豊富で、そこにタマモクロスだからマイラーというよりは1800～2000mをフワッと先行する血統。マイソールサウンドのようなイメージだ。1800mのラジオNIKKEI賞を勝っているし、新潟2000mでは準オープン勝ちがある。もともと平坦向きだし、「最近は折り合うようになってきた」という陣営のコメントからすると、この距離延長は意外に狙い目かも。
◎11.タマモサポート
○14.サニーサンデー
▲16.ゴールデンダリア
△7.チョウカイファイト
×9.セイクリッドバレー
×15.マイネルスターリー
注2.ニホンピロレガーロ
注5.トリビュートソング
難解。どこから入っても自信はないが、どうせなら◎で振り回してみたい。母はヘイロー≒サーアイヴァー2×3・4と軽いスピードが豊富で、そこにタマモクロスだからマイラーというよりは1800～2000mをフワッと先行する血統。マイソールサウンドのようなイメージだ。1800mのラジオNIKKEI賞を勝っているし、新潟2000mでは準オープン勝ちがある。もともと平坦向きだし、「最近は折り合うようになってきた」という陣営のコメントからすると、この距離延長は意外に狙い目かも。
Halo≒Drone≒Sir Ivorのニアリークロスがてんこ盛りのマイネルエデンで
これだけスピード過多だと東京なら1400mという気がします～
これだけスピード過多だと東京なら1400mという気がします～
京都新聞杯は現場観戦したかったんですが、仕事が山積みで泣く泣く自宅待機っす…
京都は4R,5Rと外回りでキンカメが連勝ですが、2400mで勝ったパントクラトールは(GraustarkとAllegedを通じる)RibotとFlower Bowl≒Determineのクロスですな
というわけで直前予想でも晒してみますか～
京都7R 3歳500万下
◎12.シンコープリンス
○4.セレスロンディー
△6.カネトシディオス
×1.マイネホコモモラ
×11.ドレスアフェアー
注7.ヒダカタイザン
注8.シンボリニース
◎はマンカフェ×ブラッシンググルームの黄金配合だが、ストームバードの力馬っぽさも出た走りで、外回りの斬れ勝負はあまり向かない。ダートに転じて未勝利を勝ったが芝でもネオヴァンドームあたりといい競馬をしていた実績があるし、内回りマイルならパワーで捲って押し切る形でいけるとみた。
