当ブログでもよくネタにしてるように、マンハッタンカフェは成功形の配合をすれば地味な血統の繁殖からもオープン馬を出せるのが魅力で、血統屋の腕の見せどころ種牡馬なのです
栗山さんが昨年選んだマンカフェ5頭のなかにはハンソデバンドとサンディエゴシチーとゲシュタルトが入ってたらしいのですが、ならば俺も負けずに自慢するやん(^ ^;)
「マンハッタンカフェ産駒は昨年はベストメンバー、一昨年はメイショウクオリアがイチオシでした。相性の良い血がハッキリしているので、血統表で選びやすい種牡馬ですね
その相性の良い血とは、Blushing Groom(ベストメンバー、メイショウクオリア、オリエンタルロック、ココナッツパンチ、メイショウレガーロ)、Mr.Prospector(アントニオバローズ、ベストメンバー、メイショウクオリア、マンハッタンスカイ、レッドアゲート、メイショウレガーロ)、Caerleon(ジョーカプチーノ、レッドディザイア、マッハヴェロシティ、レッドアゲート※)で、母系にこの3血脈を引いているかを血眼になってチェックしましょう(笑)
※母父スキャンの母がCaerleonの全妹
ジャズピアノは母父Rahy(Blushing Groom系)がメイショウクオリアと同じで、しかも祖母SoleはCaerleonと約3/4同血ですから、今年イチオシの「マンカフェ黄金配合」。クオリアぐらいは走ってくれないと困ります
サンディエゴシチーは母がRahy×ミスプロですからメイショウクオリア、ベストメンバー、メイショウレガーロと似た配合形。夏デビューの噂もありますよ
他では母にCaerleonが入るガルボ、オルビタル07、母にBlushing Groomが入るエリモシンフォニー07、カフェララルー07、シンコウプリンス、ツルハチクイーン07、母父スキャンのアリマタイトルなどにも注目したいですね」
(09/6/11付「POGレース分析」)
マンカフェ×Blushing Groom
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/26bee786fd7e41cbb224089dad39acc6
マンカフェ×Caerleon(2)
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/cd5aa9d36ad928d52d8cacef3dbb5322
マンカフェ×Caerleon
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/64e261c30b10e1deb7d5560c95559f8c
Halo≒Boldnesian
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/01f84a38c18c1c9910aac1912300610d
ハンソデバンドは共同通信杯で、ダイワバーバリアンはNZTで◎にしましたが、どちらも配合の輪郭がよく似ていて、父マンカフェ、母父ミスプロ系、そして母母のところにBusandaの同血(3/4同血)クロス
ハンソデバンドの3代母プレイメイト
Busanda≒Striking2×3
┌Buckpasser
││┌War Admiral
│└Busanda
│ └Businesslike
| └La Troienne
プレイメイト
└Glamour
│┌War Admiral
└Striking
└Baby League
└La Troienne
ダイワバーバリアンの祖母トロフィーポイント
Blue Eyed Momo=Busanda4×4
┌オジジアン
││┌Francis S.
││││┌War Admiral
│││└Blue Eyed Momo
│││ |┌Blue Larkspur
│││ └Big Event
│││ └La Troienne
│└Gonfalon
トロフィーポイント
└Tricly Game
│┌Buckpasser
│││┌War Admiral
││└Busanda
││ |┌Blue Larkspur
││ └Businesslike
││ └La Troienne
└Con Game
私がよくいう「サンデー×ミスプロ×War Admiral×La Troienne」の黄金形ですから、この2頭の配合はわりとほめやすいです
ゼンノロブロイは母父マイニングの母がBusanda≒Better Self2×3だし、サイレンススズカの母はBuckpasserとNever Bendを持っていました
そろそろPOGの指名馬選びのシーズンですが、マンカフェ×ミスプロで狙うのならば、「War AdmiralとLa Troienne」のサポートがあるかどうかもチェックししたほうがいいでしょうね~
ゲシュタルトはこういうパワーの血がちょっと希薄なので、サンデー×ミスプロの柔さのほうが勝っていて、ちょっとフニャフニャ非力で緩慢なところがあって、こういう配合はより有酸素運動向きというか、マイルのHペースより中距離のスローに強いタイプになりやすいように思いますね(アドマイヤキッスとかイコピコとかのイメージ)
それにしても種牡馬ゼンノロブロイの成功をみると、サイレンススズカが種牡馬になっていたら…と、文字通り死んだ子の年を数えてしまいます…
サンデー×ミスプロの「黄金配合」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/471c0074887d9871ede61db64d8d6323
サンライズプリンスはあの猛ラップをうなりながら追いかけてしまうとは、マイルを使ったことで“狂気の血”が騒ぎ出したような気もしますね…
くわしいレース回顧は後ほど~
東京11R NHKマイルC
◎4.サンライズプリンス
○13.ダノンシャンティ
▲2.コスモセンサー
△3.リルダヴァル
×1.ダイワバーバリアン
注5.サウンドバリアー
◎はタキオン産駒にしてはゆったりしたストライドで決して中山向きとも思えないが、外々を早めに押し上げて地力とスケールでねじ伏せてしまった。あの勝ち方はディープスカイ級だろう。父母の持つスタミナや底力の血を増幅した配合になっていて、距離はもう少し長いほうがいいのだろうが、東京に替わるのは間違いなくプラスだし、この相手でも器の違いで押し切れると判断。▲はキンカメ産駒らしく阪神外マイルで一変してアーリントンCに勝った。ミルリーフ≒リヴァーマン5×3を持ち柔らかなストライドで走るから、中山から東京に替わるのは大きなプラスで、控える競馬もできるだけに変身に注。