リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

スバル・レヴォーグ好評発売中

2020年12月27日 22時27分35秒 | 日々のこと
冬タイヤに交換をお願いしている間に、スバルのディーラーに行きレヴォーグの試乗をさせてもらいました。11月25日に第2世代が発売されたばかりですが、モータージャーナリストの記事やYou Tubeのビデオクリップによりますと、押しなべてとても好評ですのでとても楽しみです。



まず外観のチェックですが、初代のイメージを残しつつも彫が深くなった感じで好印象です。ちょっとフロントグリルの処理なんかは垢抜けしない感じもしますが、これもまたスバルらしいところと言えなくもないです。



後方からのラインもなかなか流麗です。内装も見てみましょう



内装は色調の配分もなかなかいいセンスです。各部の素材もソフトパッドを多用してシックな味わい。



インパネ中央部には縦長の巨大なスクリーンがあります。ここにアイサイトXを含む各種情報が表示されますが、このレイアウトはとても見やすいて機能的かつデザイン的にも優れていると思います。よくあるような横長だとナビの地図表示にはあまり適しているとは言えません。各スイッチはスクリーン上だけでなく、物理スイッチもありとても使いやすそうに思いました。



後部のラゲッジスペースですが、隅も広く取ってあり十分なスペースが確保されています。さすが長年ワゴン車を作って来たスバルだけあって手慣れた作りです。

さて試乗ですが、STI Sport という上級のグレードを運転することができました。ただ大変残念なことにほんとにその辺をぐるっと回るだけで、60km/h以上は出せませんでしたので、高速域走行やアイサイトXの実体験はできませんでした。

それでも走り出してすぐ、スポーツタイプで足回りはしっかりしているのに乗り心地がいいのに驚きました。それと新開発のDOHC直噴1.8L四気筒水平対向エンジンはわずか1600回転で最大トルク300Nmを発生させますので、まるでディーゼルエンジンのように低回転もパワフルで街中でも扱いやすいです。新設計の高剛性ボディも相まってひとクラス上の走行感を味わえます。

ただひとつだけ問題点、実はこれは結構大きな問題点だと思うのですが、それはトランスミッションです。スバルではリニアトロニックと呼んでいるCVTですが、これがいけません。少し強めの加速をしようとしてアクセルを踏み込みますと、エンジンの回転はあがるのですが、1秒以上のタイムラグの後に速度がついてきます。アクセルをベタ踏みしたわけでもないのに、これだけタイムラグがあるのは何とかしてほしいところです。スバルはCVTをやめてアイシンかどっかのATを使った方がいいのではないでしょうか。とても惜しいです。あと、これはカタログ値ですが、燃費はあまりよろしくありません。

CVTと燃費以外はとても素晴らしい車で、もし高速安定性がよくアイサイトXの性能も実感できたら、この2点については目をつぶるかも知れません。今回は10分程度の試乗でしたが、今度はアイサイトXを試すことのできる試乗をさせていただけるといいなと思います。ちなみに以前アイサイト3.0のときに自動ブレーキの試乗をさせてもらいましたが、夕日がもろにあたっていたせいで見事大失敗、ソフトパッドに衝突してしましまいした。ディーラーの人も大慌てでしたが・・・さてアイサイトXはどんなものなんでしょうか。

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