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槍ヶ岳が見えるところ

2017-06-04 00:06:25 | Weblog
槍ヶ岳が見えるところ。
槍ヶ岳がまじかに見えるところは、登山
まづ登山から始めて、つぎに、槍ヶ岳を、
見に行くところ、見えるところを載せる。

2015年7月24日、11:53。槍沢から。
「あこがれの山」、「いつかは登ってみたい山」
と、遠くから見ていた槍ヶ岳に、登ることができた。

槍ヶ岳、3,180メートルの登山には、2つの心配事があった。
肩にある⇒槍ヶ岳山荘にたどり着くまでの、長い登りと、
槍穂の岩場を、鎖とはしごで登る、高所の恐怖。

長いジグザグの、登りの方がつらかった。
槍穂を、鎖とはしごで登る、高所の恐怖はなかった。
3点支持で、岩や鎖、はしごをつかめば、滑落の危険はなかった。
強風や雨(雪)によって、ツルリとすべったり、足の踏み外しに気を付けた。

せっかく槍ヶ岳に来たのだから、ゆっくりしたい。
⇒槍ヶ岳山荘、↓殺生ヒュッテ、ヒュッテ大槍、
に泊まって、東鎌尾根から、ご来光を拝み、
まわりの山並みや、夕暮れを眺め、
高山植物を探していた。

「技術からも、体力からも、無理だろう」
と、眺めていた槍ヶ岳に登ったことは、
人生でも喜びの一つになっている。

つぎに、槍ヶ岳を見たところ。
奥穂高岳、3,190メートルから見る、槍ヶ岳。

2016年9月2日、5:30。

朝4時、真っ暗な中、ライトを灯けて、奥穂高山荘から奥穂高岳に登った。
そして、ご来光を待った。やがて、槍ヶ岳に陽が射してきた。
焼けた空に現れた。すばらしい!
ドレスのすそを広げて、あたりを見回している、
気高かさがある。北アルプスの女王を見ているようだ。

槍ヶ岳は、ドラマを演じてくれた。

2016年9月2日、5:55。
槍ヶ岳~K北穂高岳~R涸沢岳~O奥穂高岳の一部。
左の奥は、立山。右奥は、白馬三山ほか。
槍ヶ岳は、目を覚ました。

前穂高岳、3,090メートルから見る、槍ヶ岳。

2016年9月2日、9:11。
槍ヶ岳の右奥は、T立山、3,015メートル。
槍ヶ岳の左に、▽大喰岳(おおばみだけ)、3,101メートル、
手前に、▽中岳、3,084メートル、▽南岳、3,033メートルが連なる。
▽南岳の左は、大キレットを経て、K北穂高岳へ。

槍ヶ岳にある、3つの山小屋。
左から、↓槍ヶ岳山荘、3,060メートル、槍穂登頂の基地、
↓殺生ヒュッテ、2,910メートル、奥の東鎌尾根に登って、ご来光を見る、
↓ヒュッテ大槍、2,870メートル、燕岳~大天井岳~槍ヶ岳の表銀座の縦走に便利、
 チキンのホイル焼きに白ワインの夕食を味わう。

もっと簡単に、槍ヶ岳を見たい。
奥穂高岳も、前穂高岳も、登るのは大変だから。
美ヶ原高原の思い出の丘、1935メートルから見る、槍ヶ岳。

2017年5月29日、5:04。
槍ヶ岳が焼けている。
Y槍ヶ岳の手前は、↓常念岳。
Y槍ヶ岳の左は、▽大喰岳、▽中岳、▽南岳。
▽南岳の左は、大キレットを経て、北穂高岳に連なる。
「思い出の丘」からは、北アルプスが一望できる。駐車場あり。

美ヶ原高原の王ヶ鼻、2,008メートルから見る、槍ヶ岳。

2017年5月29日、6:10。
Y槍ヶ岳の手前は、↓常念岳。
Y槍ヶ岳の左は、▽大喰岳、▽中岳、▽南岳。
▽南岳の左は、大キレットを経て、K北穂高岳に連なる。
美ヶ原自然保護センターに駐車して、「王ヶ鼻」まで歩いて30分。

王ヶ鼻からは、北アルプスを含めて、360度の眺望がある。
八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳。

高ボッチ、1,665メートルから見る、槍ヶ岳。

2016年12月8日、13:32。
Y槍ヶ岳の左は、▽大喰岳、▽中岳、▽南岳。大キレットを経て、K北穂高岳。
高ボッチに登らなくても、駐車場、1,600メートルから、
槍ヶ岳を含めて、北アルプスを見ることができる。

駐車場から10数分の高ボッチまで上がると、
北アルプスを含めて360度の眺望がある。
八ヶ岳、富士山、諏訪湖、南アルプス、中央アルプス、
御嶽山、乗鞍岳、北信五岳、浅間山。

霧ヶ峰の車山、1,925メートルから見る、槍ヶ岳。

2016年3月17日、9:00。
Y槍ヶ岳の左は、▽大喰岳、▽中岳、▽南岳。
▽南岳の左は、大キレットを経て、北穂高岳に連なる。

ビーナスラインの車山肩に駐車して、車山まで1時間半の登山。
車山からは、北アルプス含めて360度の眺望がある。
車山まで登らなくて、車山肩からでも、
槍ヶ岳を含めて、北アルプスを見ることができる。

美ヶ原高原、高ボッチ、霧ヶ峰は、山道のドライブになるが、
駐車場から、槍ヶ岳を見ることができるから、ハイカー、
ライダー、カメラマンでにぎわう。

登山になるが、日本の中心、鶴ヶ峰、1,277メートルから見る、槍ヶ岳。

2016年12月8日、11:31。
Y槍ヶ岳の左は、▽大喰岳、▽中岳、▽南岳。
大キレットを経て、K北穂高岳に連なる。
踊るしだれ栗の駐車場から、鶴ヶ峰まで、2時間半の登山。

守屋山、1,651メートルから見る、槍ヶ岳。

2011年11月10日、11:43。
H穂高連峰、Y槍ヶ岳。

槍ヶ岳を、もっと身近に見るには、蝶ヶ岳~常念岳に登る。
穂高連峰と槍ヶ岳を横に見ながらの縦走になる。
蝶ヶ岳、2,677メートルから見る、槍ヶ岳。

2009年8月18日、14:19。
Y槍ヶ岳の左は、▽大喰岳、▽中岳、▽南岳。
大キレットを経て、穂高連峰のK北穂高岳、R涸沢岳に連なる。
蝶ヶ岳からは、目の前に穂高連峰、右に槍ヶ岳が続く。

常念岳、2,857メートルから見る、槍ヶ岳。

2009年8月19日、8:46。
Y槍ヶ岳の左は、▽大喰岳、▽中岳、▽南岳。
大キレットを経て、穂高連峰の北穂高岳に連なる。
常念岳からは、目の前に槍ヶ岳、左に穂高連峰が続く。

西穂山荘、2,367メートルに登る途中から見る、槍ヶ岳。

2015年3月27日、9:41。
新穂高ロープウェイの頂上駅から、西穂山荘へ向かう途中から。
槍ヶ岳を、西 (裏)側から見る。
Y槍ヶ岳の右は、▽大喰岳、▽中岳。

焼岳、2,455メートルから見る、槍ヶ岳。

2014年10月7日、11:55。
穂高連峰の奥に、Y槍ヶ岳が見える。
穂高連峰は、N西穂高岳、O奥穂高岳、
吊尾根を経て、M前穂高岳、J明神岳。

乗鞍岳、3,026メートルから見る、槍ヶ岳。

2014年9月19日、5:16。
Y槍ヶ岳、O奥穂高岳、吊尾根を経て、M前穂高岳。左は↓焼岳の噴煙。

平地では、松本城から、槍ヶ岳を見ることができる。

2014年2月22日、10:55。
⇒槍ヶ岳、J常念岳。槍穂が見える。

松本城の天守閣から見る、槍ヶ岳。

2014年2月22日、11:08。⇒槍穂が見える。

平地では、諏訪湖からも、槍ヶ岳を見ることができる。

2004年2月24日、10:03。
諏訪市側から、対岸の岡谷市を見ると、
塩嶺峠の上に、H穂高連峰と↓槍ヶ岳が見える。

H穂高連峰は、ピークの奥穂高岳を中心に、
左に明神岳、西穂高岳、右に涸沢岳、北穂高岳が見える。
前穂高岳は、奥穂高岳の前に重なっているから、わかりにくい。

徳本峠、2,135メートルの「明神見晴し」から見る、槍ヶ岳。

2016年10月20日、15:17。

M明神岳の右奥に、↓槍ヶ岳が顔を出す。
「明神見晴し」は、徳本峠から大滝山の方向へ行く。
霞沢岳への登山とは、反対方向になる。

徳本峠(とくごうとうげ)は、
つぎの保福寺峠(ほうふくじとうげ)とともに、
ウェストンが、日本アルプスを登山するときの、
ゲートウェイにしたところ。

保福寺峠、1,345メートルから見る、槍ヶ岳。

2016年11月13日、11:50。
保福寺峠から、日本アルプスが広がる。
穂高連峰は左から、M前穂高岳、O奥穂高岳、R涸沢岳、K北穂高岳。
大キレットを経て、Y槍ヶ岳に連なる。手前は、J常念岳。

イギリス人の宣教師、ウォルター・ウェストンは、
横浜から、汽車、鉄道馬車を乗り継いで、人力車で、
保福寺峠に上がってきた。1891年8月2日。
(県道181号は、冬期はクロ-ズになる)

上田から松本に入る保福寺峠で、ウェストンは、
大連峰の全景に接して、その壮麗さに驚嘆した。
「大連峰の全景が初めて眺められたが、
われわれの心はひきつけられた」
「私たちは、思いがけなくその展望に接したので、
その壮麗さにはただ驚嘆するばかりだった」
「日本のマッターホルンである槍ヶ岳」
そして、槍ヶ岳に登って、
「槍ヶ岳からの眺めは、日本では最も広大で、
最も荒涼たる光景の一つである」
と、ウェストンは言っている。

ウェストンは、世界に日本アルプスを紹介した。
そして、日本人には、近代登山の道を拓いた。
それまでの、狩猟や鉱物資源、信仰や修行の場から、
登山は探検やスポーツになり、行楽や観光になっていく。
ウェストンの勧めで、日本山岳会が結成された。

ウェストンが槍ヶ岳に挑戦した1891年から125年後の、
2016年に、8月11日が「山の日」として、祝日となった。
第1回「山の日」記念大会が、上高地で開催されて、
皇太子殿下は、日本山岳会の会員でもあり、
ご一家で、記念式典に出席された。

スイスのマッターホルン、4,478メートル。

ゴルナーグラートから。1995年10月。
ツェルマットから登山電車で上がる。そして、
マッターホルン~モンテローザ4,643メートに続く、
ヨーロッパ・アルプスや、流れ出るゴルナー氷河を眺める。

マッターホルンに似た山は、もう一つある。
ネパールのマチャプチャレ、6,993メートル。

遊覧飛行や、サランコットをハイキングしながら眺めた。2014年3月。
高さの順番は、マチャプチャレ、6,993メートル、
マッターホルン、4,478メートル、
槍ヶ岳、3,180メートル。

槍ヶ岳は、日本人のほかに、日本を訪れる世界の人を魅了する。
外国人が多いのは、ウェストンが世界に紹介した、ためだろうか。
殺生ヒュッテでは、登山の前にカレーライスを食べ、宿泊する人を見る。

ネパール人は、槍ヶ岳から穂高連峰を縦走した。スウェーデン人も。
山の経験者には、富士山の登山には興味が薄いようだ。
日本一高いし、世界文化遺産で、日本人には特別だが、
世界自然遺産のコニーデは、世界に多くあるから。

槍ヶ岳から穂高連峰を縦走するという、
熟練者向きのルートは、私には無理だから、
とにかく、槍ヶ岳に登りたい! 穂高連峰に登りたい! だった。

あこがれの山、登ったあとでも、眺めたい山、
ほかの山からは、「どこにあるのか?」、探す山、
朝夕や、季節の変化を見たい山、
世界の人をも魅了する山。
槍ヶ岳を見るときの参考になればと、
場所と時刻を表示しました。
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