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『壁を破る言葉』(読書メモ)

岡本太郎『壁を破る言葉』イースト・プレス

芸術家・岡本太郎の格言集である。

やはり、岡本さんの言葉は力強い。

まっさらな目をもて!そして目的を捨てよ」(p. 14)

なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ」(p. 15)

きみはあなた自身を創造していると思いなさい」(p. 22)

自分の姿をありのまま直視する、それは強さだ」(p. 29)

人に理解されたり、よろこばれようなんて思うな。むしろ認められないことを前提として、自分を猛烈につき出すんだ」(p. 41)

芸術はいつでもゆきづまっている。ゆきづまっているからこそ、ひらける」(p. 66)

他人のものはもちろん、たとえ自分の仕事でも、なぞってはならない」(p. 68)

素朴に、無邪気に、幼児のような眼をみはらなければ、世界はふくらまない」(p. 136)

孤独であって、充実している、そういうのが人間だ」(p. 145)

という感じで、本質をついた言葉のオンパレードである。

たぶん、岡本さんは、こうした言葉を、自分に対して語っていたのだろうな、と感じた。

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