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短時間正社員制度

正規と非正規社員の格差を是正し、女性の就業率をアップさせるための切り札として「短時間正社員」がある。

短時間正社員とは、1日あるいは1週間当たりの労働時間は短いものの、正社員と同じ責任や役割を負い、同じ処遇や評価の方法が適用される社員のことである。

しかし、この制度を導入すると、短時間正社員が帰った後に、その仕事を肩代わりする正社員にしわ寄せが来て、人間関係がぎくしゃくすることがあるという。

こうした問題を解消するためには、「上司の仕事量管理の能力」を高めることと、チームで仕事を共有する「ワークシェアリングのノウハウ」が必要になる。

やり方次第では、短時間正社員制度の導入によって、日本企業の職場の生産性を高めることができるように思った。

出所:日経ビジネス2013年7月15日号、p.78-81.

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