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シゴトダイエットで家族サービス

パナソニック電工は、重要度が低い仕事を廃止したり効率化することで労働時間を短縮する活動を開始しているという。その名も「シゴトダイエット」。

一人当たり年間50時間を短縮し、浮いた時間を家族サービスや新しい仕事に使うのが目的である。

各企業で実施されている業務改善であるが、その目的は「企業のため」というケースが多い。パナソニック電工の事例で興味深いのは、「家族のため」という位置づけがなされている点である。

仕事のベースは家族である。家族が不満を抱えていては、仕事に集中することもできない。仕事を効率化して、家族を大切にすることが、さらに仕事の生産性を上げる。こうした好循環があると業務改善も進むのかもしれない。

出所:日経産業新聞2009.4.9(18面)
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