吉村昭『間宮林蔵』講談社文庫
幕末期に、樺太が島であることを発見した間宮林蔵の物語である。
農民から幕府の役人になった林蔵は、死の危険を犯してロシア領に渡り、世界地図上の謎だった海峡を見つけ、一躍ヒーローに。
栄光に包まれた人生前半に対し、後半は隠密活動のため悪評がたち、つらい立場に追い込まれる。
それでも、淡々と自分の役割を実行しようとする林蔵の生き方に感銘を受けた。
なお、この小説には、日本地図を完成させた伊能忠敬が登場する(林蔵は忠敬から測量を教わる)。
超有名だが、家族との関係がうまくいっていない忠敬の人生を知り、改めてワークライフバランスが重要であることを感じた。
幕末期に、樺太が島であることを発見した間宮林蔵の物語である。
農民から幕府の役人になった林蔵は、死の危険を犯してロシア領に渡り、世界地図上の謎だった海峡を見つけ、一躍ヒーローに。
栄光に包まれた人生前半に対し、後半は隠密活動のため悪評がたち、つらい立場に追い込まれる。
それでも、淡々と自分の役割を実行しようとする林蔵の生き方に感銘を受けた。
なお、この小説には、日本地図を完成させた伊能忠敬が登場する(林蔵は忠敬から測量を教わる)。
超有名だが、家族との関係がうまくいっていない忠敬の人生を知り、改めてワークライフバランスが重要であることを感じた。