大沢在昌『暗約領域 新宿鮫11』光文社
新宿鮫シリーズの第11弾。なんと文庫本で900ページ以上もある長編である。
新宿の民泊マンションで、男の銃殺死体が発見されたことがきっかけとなり、新宿署、公安、暴力団、北朝鮮工作員、アジアの国際犯罪人が絡む事件に発展するというストーリー。
どことなく、鮫島が大人しくなった印象を受けたのが残念である。
ただ、北朝鮮情勢に詳しい元公安刑事が古本屋の店主(連絡役)となって登場するのだが、彼が良かった。
北朝鮮関係の事案についてはスペシャリストであるため、キャリア警官も黙らせる迫力を持っているのだ。
とても魅力的なキャラクターだった。
新宿鮫シリーズの第11弾。なんと文庫本で900ページ以上もある長編である。
新宿の民泊マンションで、男の銃殺死体が発見されたことがきっかけとなり、新宿署、公安、暴力団、北朝鮮工作員、アジアの国際犯罪人が絡む事件に発展するというストーリー。
どことなく、鮫島が大人しくなった印象を受けたのが残念である。
ただ、北朝鮮情勢に詳しい元公安刑事が古本屋の店主(連絡役)となって登場するのだが、彼が良かった。
北朝鮮関係の事案についてはスペシャリストであるため、キャリア警官も黙らせる迫力を持っているのだ。
とても魅力的なキャラクターだった。