日本は南北に長く、その土地の気候風土にあった食が発展してきました。
箕面市では、1月25日から29日を「学校給食週間こん立」として、「郷土料理めぐり」をテーマに全国の郷土料理をしょうかいしています。
今回は、給食週間に登場した郷土食の中から、沖縄料理のしょうかいです。
沖縄の言葉で、いため物のことを「ちゃんぷるー」といいます。
ゴーヤ(にがうり)を使った「ゴーヤちゃんぷるー」は、料理のススメその33(7月23日のブログ)でもしょうかいしました。
他にも、とうふが入ると「とうふちゃんぷるー」、そうめんを使うと「そーみんちゃんぷるー」、そしてもやしが入ると「まーみなちゃんぷるー」など。
なぜもやしが「まーみな」なの?と思いますよね。
もやしは大豆などの豆を発芽させたものなので、「豆の菜」つまり「まーみな」と呼ぶそうです。
もやしは、豆と水さえあれば発芽させることができ、1年中出回っています。
ビタミンや食物せんいがたっぷり、お値段も安いので、どんどん使いましょう。
【まーみなちゃんぷるー】
〈材料〉
ぶた肉・・・・・50g(焼きぶたやツナかん、平天でもおいしいです)
もやし・・・・・100g(1ふくろの半分くらい)
にんじん・・・・20g(1/4本)
キャベツ・・・・30g(大きい葉を2~3枚)
にら・・・・・・5本
油(*)・・・・大さじ1
塩・・・・・・・小さじ1/2
こしょう・・・・少々
しょうゆ・・・・小さじ1
*アレルギーがなければ、油をごま油に代えても、風味がよくておいしいですよ。
〈作り方〉
1 ぶた肉は、2~3cmくらいのはばに切る。
2 もやしは、ザルに入れて、よく洗う。
(もやしは、いたみやすい野菜です。
特に暑い夏場はいたみやすいので、買ってきたら1~2日のうちに使いましょう。)
3 にんじんは、皮をむいて、1~2cmくらいのはばの短冊切りにする。
4 キャベツは、2cmくらいのはばの短冊切りにする。
5 にらは、3㎝くらいの長さに切る。
6 フライパンに油を入れて、火にかける。
7 ぶた肉を入れて、いためる。
(この時、下味として分量外の塩、こしょうを軽くふっておくとおいしいです。)
8 にんじんを入れて、いためる。
(いためる時は、にんじんなどかたいものから先にいためましょう。
やわらかい野菜を先に入れると、かたい野菜に火がとおるころにはクタクタになって
しまいます。)
9 にんじんがやわらかくなったら、もやし、きゃべつを入れて、いためる。
(強火でさっといためるのがポイントです!)
10 にらを入れて、塩、こしょう、しょうゆを加えて味を調えたら、できあがり!