箕面市の給食~おいしい給食をいっぱい食べましょう!

箕面市の給食は
①卵、牛乳、小麦等を調理に使わない「低アレルゲン献立給食」です
②市内産の野菜を優先的に使っています

畑訪問より(粟生間谷西地区)

2024年08月02日 | 食育・地産地消

箕面市の学校栄養士は、月1回程度、給食に野菜を納入してくださる農家さんの畑をたずねて、いろいろなお話をうかがっています。
7月上じゅん、粟生間谷西(あおまだににし)地区にある農家さんの畑を訪問しました。
住宅街の中にある畑には、トマト、きゅうり、オクラ、なす、とうもろこし、にがうり、すいか、ピーマンなど、色々な種類の野菜や果物が育てられていました。

〈トマト〉

「麗夏(れいか)」という品種のトマトが200本植えられていました。
この「麗夏(れいか)」は大玉で、病気に強くてヘタが黒くなりにくい品種だそうです。
1個150gくらいある、ずっしりしたはりのあるのトマトがなっていました。

土の上には、銀色の「シルバーマルチシート」がしかれていました。
これは、黒色のマルチシートに比べて、よりアブラムシがつきにくいそうです。
マルチシートは1回使用すると処分することも多いのですが、こちらの農家さんはかんきょうなどのことも考えて、来年も同じマルチシートを使用されるということでした。

トマトは、葉が多いと虫のすみかになってしまいます。
そのため、実に虫がつかないように、不要な葉を取り除くことも大切だそうです。
「実がつくまでは葉が必要だけど、実がついた後は、上のほうの葉は残し、下の葉は取り除くといい」と教えてくださいました。

トマトは虫だけではなく、カラスなどの鳥にもねらわれています。
鳥に食べられないように、上からあみをかけてトマトを守っているそうです。
野菜を育てる上で、虫や鳥に食べられないよう一つ一つ苦労して対策されているからこそ、私たちのもとにおいしい野菜が届くのですね。

〈ピーマン〉
みなさんがよく食べるピーマンに見えますが・・・

実は手のこぶしより大きい「ジャンボピーマン」です!

〈すいか〉

みなさんがよく見かけるしましま模様の「夏武輝(かぶき)」という品種と、黒緑色でしま模様がなく、その名のとおりボールのような丸い形をした「ブラックボール2」という品種のすいかが植えられていました。

すいかは育つと、表面には太陽の光がよく当たりますが、地面にくっついているほうはかげになってしまって日が当たらないため、そのままではその部分だけ色がうすく、味もあまくなりません。
そのため、全体に太陽の光が当たるように、すいかを時々転がす作業が必要だそうです。
そうすることで、すいか全体がまるごとあまく、おいしく育つそうですよ。

〈???〉
これは何の野菜の花かわかりますか?

正解は、きゅうりです。

きゅうりはとても成長が早く、収かくした次の日には別のきゅうりが大きく育ってまた収かくしなければなりません。
収かくのタイミングがおそくなると、おいしくなくなってしまうので、夏の間は収かくに追われて大変だそうです。

こちらの農家さんは「前年の経験を次に生かしながら、農業を続けている」と話されていました。
9月の給食には、にんにくを入れていただく予定です。

おひさまの光をいっぱい浴びた夏野菜は、今がとてもおいしい季節です。
夏野菜には熱中しょうや夏バテを予防するビタミンやミネラル、食物せんいなどの栄養素がたっぷりふくまれています。
夏野菜を食べて暑い季節を元気に過ごしましょう!


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朝ごはんのススメ その2(おにぎりを作ってみよう)

2024年07月26日 | 食育・地産地消

1日の元気のもとは「朝ごはん」!
この夏休み、かんたんな朝ごはんをブログでしょうかいしていきますので、ぜひ朝ごはんづくりにチャレンジしてくださいね!

さて、前回は「自分でごはんをたいてみよう」でした。
今日はほかほかごはんでおにぎりを作りましょう!


【おにぎりを作ってみよう】

〈準備するもの〉
・ほかほかごはん
・中に入れる具(お好みで!)
・ラップ
・しゃもじ
・茶わん

1 石けんで手をきれいに洗う。
  料理をする時のキ・ホ・ン!です!

2 ラップを、テーブルなどの上に広げる。

3 茶わんに、ほかほかごはんを軽く1ぱい入れる。
  (茶わん1ぱいを「1膳(ぜん)」と言います。)

4 広げたラップに、ごはんをのせる。
 (特大おにぎりでもいいですが、手の大きさに合わせて小さめにするとにぎりやすいで
  す。)

5 お好みの具を、ごはんのまん中にのせる。
 〈具の例1:梅ぼし〉
  梅ぼしには、夏の暑い時期の塩分の補給や食欲増進、おなかの調子を整えるなど、い
  い効果がたくさんあり、おにぎりにはおすすめの具のひとつです。
  「梅はその日の難のがれ」ということわざがあるように、熱中しょうや食中毒の予防
  にも役立ちます。

 〈具の例2:塩こんぶ〉
  塩こんぶにも塩分の補給や食欲増進の効果があります。
  夏野菜のひとつ、きゅうりと和えてもおいしいですよ!
  (「きゅうりの塩こんぶ和え」の作りかたは、2023年5月27日のブログでしょうか
   いしています。)
  常温保存できるので、買い置きしておくと便利です。

 〈具の例3:おかか〉
  小さいパックに入ったかつおぶしに、少ししょうゆを加えて混ぜた「おかか」もおに
  ぎりの定番です。
  写真のようにおにぎりのまん中に入れても、ごはん全体に混ぜてからおにぎりにして
  もおいしいですよ。

6 ラップでごはんを包む。
  この時は、形が四角くてもだいじょうぶです。

7 ラップごとにぎる。

 三角のおにぎりを作るコツは、手の形です。
 下の手は平らにして、三角の「辺」になるようにします。

 上の手は、三角の「角」になるようにします。

 そして、おにぎりを回転させるようににぎると・・・

 できあがり!

 ラップをはずして、のりを巻いてもいいですね!


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朝ごはんのススメ その1(自分でごはんをたいてみよう)

2024年07月25日 | 食育・地産地消

夏休みが始まりましたね!
1日の元気のもとは「朝ごはん」!
朝ごはんは体を目覚めさせ、午前中元気に過ごすためのエネルギーになります。
熱中しょうの予防にもなりますよ。
この夏休み、かんたんな朝ごはんをブログでしょうかいしていきますので、ぜひ朝ごはんづくりにチャレンジしてくださいね!
ますは、自分でごはんがたけるかな?
「箕面市の食育3つのアクション(2020年4月21日のブログ)」でも、朝ごはんを毎日食べることをすすめていますよ!)


【自分でごはんをたいてみよう】

1 最初に確認。
  家にあるお米は「無洗米(むせんまい)」?
  それとも、ふつうのお米?
  無洗米の場合は「3 お米を洗う」の作業は必要ありません。
  「2 お米をはかる」の後、「4 お米をすいはん器のかまに入れる」に進みます。

2 お米をはかる。
  必ず、お米用のカップを使いましょう。
  お米用のカップは、1ぱい(1カップ)180mlです。
  これを「1合(ごう)」と言います。
  お米用のカップで2はい(2カップ)なら「2合」です。
  (料理によく使う「計量カップ」は、1ぱい(1カップ)200mlです。
   まちがえないようにしてね。)

  お米用のカップで、お米をはかります。
  ポイントは「すりきり」。
  カップに入れたお米が山盛りにならないように、ゆびで表面をならします。

3 お米を洗う。
  (無洗米の場合は、ここをとばして4に進んでください。)
  お米をさっと洗って、ついている「ぬか」を取り除きます。
  ざるとボウルを重ねて、ざるにお米を入れて洗います。

  こうすると、洗った時にお米がこぼれません。
  こんな感じで、上から水を入れてさっと洗ってから、ざるを持ち上げて水を捨てま
  す。
  これを3回くらいくりかえして、お米を洗います。

4 お米をすいはん器のかまに入れる。

5 水を入れる。
  お米が1合なら、すいはん器の「1」のめもりまで水を入れます。
  お米が2合なら、写真のように「2」のめもりまで水を入れます。

6 すいはん器の「炊飯(すいはん)」のスイッチをオン!

※朝からごはんをたくのは大変!という場合は「予約」ボタンを使うと便利です。
 夜のうちに5まですませて、6で「炊飯(すいはん)」スイッチをおさずに、たきあが
 る時間を合わせて「予約」ボタンをおします。
 朝、ほかほかごはんがたけますよ!

明日は、ほかほかごはんでおにぎりを作りましょう!


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7月18日(木)の給食

2024年07月18日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯   
ヤンニョムチキン   
豆乳タンタンフォー   
のりかつおふりかけ
★和なし缶(★は中学生の追加1品)  
ヨーグルトドリンク  

〈小学生〉

〈中学生〉

1学期最後の給食は、リクエストが多くて大人気の「ヤンニョムチキン」の登場です。
「ヤンニョムチキン」は韓国(かんこく)の料理です。
「ヤンニョム」とは、コチュジャンという調味料を使った「たれ」のことで、給食室ではからさをひかえて作った「ヤンニョム」を、あげたとり肉にからめています。

「タンタンめん」は、中国・四川(しせん)料理のひとつです。
四川料理は、四川省という寒暖差のはげしい地域で発達した料理です。
蒸し暑い夏でも食欲が出るように、また寒い冬には体が温まるように、からみの強い料理が好まれるようになりました。
豊富なスパイスを効かせた、しびれるようなからさが四川料理の特ちょうです。
「タンタンめん」は、天秤棒(てんびんぼう)の前後にゆでためんや具を入れた箱をぶら下げて、担いで売り歩いたことから「担々麺(たんたんめん)」という名前がついています。
もともとは、ゆでためんに、しょうゆやラー油などを混ぜたタレをかけ、ぶた肉のひき肉などをからい味付けにした具をのせた、しるのないめん料理でした。
「豆乳タンタンフォー 」は、そんな「タンタンめん」のからさをひかえ、豆乳を使ってまろやかにして、しるを多めに仕上げました。

しっかりしたあまから味の「ヤンニョムチキン」と、まろやかであっさりした「豆乳タンタンフォー 」、暑さがきびしいこの季節にも食べやすいこん立でした。
1学期最後の給食、みんなしっかり食べてくれました!
明日は終業式、そして夏休みが始まります。
暑い日が続きますが、しっかり食べて、しっかりねて、しっかり遊んで、元気に過ごしてくださいね。


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7月17日(水)の給食

2024年07月17日 | 今日の給食(共通版)2015.8月から

米飯   
えだまめの塩ゆで   
ハッシュドポーク   
角チーズ   
★ツナサラダ(★は中学生の追加1品)
牛乳

〈小学生〉

〈中学生〉

えだまめは、未成熟なだいずをさやごと収かくしたものです。
だいずが育つとちゅうの、まだ未熟な若いまめを収かくするので、緑色をしています。
だいずは「畑の肉」と呼ばれるほど栄養豊富な食品ですが、えだまめにもたんぱく質やビタミンB1、ビタミンCなどが多くふくまれていて、夏バテ予防に効果があります。
えだまめのさやにはチクチクする産毛が生えていますが、これはえだまめを食べようとする虫から守ったり、かんそうした場所では水分をたくわえる働きをしているそうです。


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