みどりの野原

野原の便り

6月27日 森野旧薬園 初めて見た・花を見たい・気になった・・

2024年07月01日 | Weblog

『森野旧薬園の始まりは、江戸時代中期、若い時より薬草木を愛好し、自宅敷地内で栽培研究していた森野家の初代藤助(本名 道貞・号 賽郭)が、漢方薬の自給自足と農業振興の施策をとる当時の幕府の目に留まり、幕府の採薬師であった植平佐平次と共に日本各地の山野から薬草を採取。幕府に献上。その報酬として幕府(8代将軍吉宗)より下賜された貴重な薬草を自宅薬園に植えたのが始まり』

下賜された「薬草木6種」の鉢植えがあった。
①ニンジンボク ②ニッケイ ③カンゾウ ④テンダイウヤク ⑤サンシュウ ⑥ナンキンハゼ

①∼⑤はわかるが・・ナンキンハゼも? へ~~。

山の斜面の薬草園にはたくさんの薬草木が植えられている。(見取り図には約250種類と記載)
園内の管理も大変そう。

園路を巡りながら観察する。
名前も知らない植物。その辺に生えている野草や木。
これも薬草なのか。何でも薬になるんやね。・・・


クロフネサイシン 花を見たい。


モクゲンジ 近くに大木がある。そろそろ花時かと思うがまだ咲いていない。


イタチササゲ 2015年6月にここで花を見ているが、花は咲いていない。


樹齢300年というハナノキ。天然記念物に指定されている。
2回ほど花の時期に来ている。


ナツツバキ 花が咲いていた。


園内に多いテンダイウヤク 果実


ヨロイグサ(セリ科)シシウドのお化けのような大きさ。
ここで初めて見た。オオシシウドの別名もあるらしい。


花はミゾカクシに似てるねと話していると、セイヨウミゾカクシと教えてくれた人がいた。
ロベリアソウともいうらしい。
植えてあるのか勝手に生えているのかあちこちに飛んで生えていた。
外国のもののようなので、植えられたものなのだろう。


名札は付いてなかったが、ヒレアザミの白花ではないかと思ったが・・


ヤマトトウキの茎は赤紫色と教えてもらう。
トウキにも種類があるらしい。
ヤマトトウキの根を乾燥させたものが「当帰」
多くの漢方薬や生薬製剤に使われる重要な生薬の一つ。


気になったもの。樹名板はないがレンギョウの仲間と思う。




株から伸びた徒長枝の葉は3出複葉のものや、切れ込んだ葉が付いていた。

ひょっとしてこれは「レンギョウ」か?
以前、1回だけ3出状の葉が混じった「レンギョウ」というのを見たことがある。
でもこれほどたくさんの3出葉は見たことがない。

いつもはシナレンギョウかチョウセンレンギョウしか見ない。
レンギョウは花の時期、結構気にしてみている。
「レンギョウを見たい」とかねがね思っているからそう見えるのか?
レンギョウの仲間でもないのか? 

ネットで調べると、レンギョウは・・
「若枝の葉はしばしば3出状に分裂する(松江の花図鑑)」
「若い枝葉しばしば3裂して3出複葉になる(樹木検索図鑑)」
正解が知りた~い。

昆虫

ヒメウラナミジャノメ 


ルリシジミ 
他にマメコガネもいた。

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