家から歩く。
スガル神社 拝殿 大木の切り株
前に来た時、ここがなかなか見つからなくて迷ったおかげで、今日はすんなりこれた。
スガル神社 本殿
祭神は、日本書紀や古事記などに記されている「 小(少)子部スガル(蜾贏)」
雄略天皇より「蚕」を集めてくるように命じられたのを、間違えて「子供」を集めてきてしまい、子供の養育を命じられ「少子部連」の姓を賜ったのだとか。
それで「子育ての神」とされている。
スガルの子孫である氏子のみによって今も祭祀が続けられているそうだ。
立派な説明板も設置されている。
この飯高町・小槻あたりは昔は「子部の里」と言われていたそうで、すぐ近くにもう一つ 「小子部命」を祀る神社がある。多神社の境外摂社とのこと。
子部神社 拝殿
拝殿前の狛犬 左の狛犬も口は閉じてはいるがにんやりと笑っている。
右の狛犬は大口開けて大笑い。
楽しい狛犬。こちらもつられて笑ってしまう。
子部神社 本殿
隣接する瑞花院へ。
瑞花院に入るところに石碑がある。
(写真を回転すると上部が切れてしまうため、横向きのままです。やり方がわからない・・😢)
寛文5年に修理をした時に見つかった瓦の「ヘラ書き」
落書きらしいが、45枚見つかった内の1つに書きつけられていたもの。
当時の出来事を記した落書きによって昔のことを知ることができる(役に立つ落書き?)
以前、瓦を見せていただいたこともある。
瑞花院 本堂(重要文化財)
元は吉楽寺といい、1443年(嘉吉3年)の銘のある棟木があり、建築年代が明らか。
瓦の色も古色蒼然
帰りはあっちの道こっちの道と細かい集落の中の道を通って帰った。
途中で見たツグミ
田んぼの中の小さい草は ミゾハコベ?
これも小さい草 紅葉してきれい。
アズマツメクサなら奈良県の絶滅危惧種だ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます