地形大すきな子供(大人)がいて、暮れに川の話になった。
橿原市や高田市周辺には曽我川 葛城川 高田川がほぼ並行して南から北へと流れている。
「こんなところないやろ? 蛇行した川を付け変えたりしてるからや」
「付け変えの名残のある場所もところどころある」「請堤らしいところも残っている」・・・
そんな話を聞いた後「新春ウォークはどこにしようか」と話し合う。
結果「家から歩いて行けて、人の行かないところへ行きたい。請堤を見たい」と意見が一致した。
家の子供たちは私もだけど、静かな人のいないところが好きだ。
とは言え、当日(今日)朝はゆっくり・・結局遅くなってしまうのが常。
去年も帰ってきたら真っ暗だったのだ。早く出発して早く帰ればいいのにと思うが多勢に無勢。
昼過ぎに出発。
天気はよく、寒くも暑くもないウォーキング日和
先ずは曽我神社(宗我坐宗我都比古神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d3/6e38182c8cf5bbcb128bf7332abf709c.jpg)
宗我坐宗我都比古神社 クスノキの古木
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/32/592a9f10b6a370e2c1fe6caa55134197.jpg)
ソシンロウバイ サンシュユ
写真を撮っていたら「それはなんですか?」とタ尋ねられた。
知った住宅地の中でも今まで歩いたことのない道もあった。
磐余神社(いわれじんじゃ)
ここは子供達もデイキャンプなど想い出のある神社 神武天皇を祀る。
右)ヤブツバキ 赤い花や白い花が咲いていた。
すぐ近くに岩神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/1b/447ad064f2ec9a3ff2185ba58aff1679.jpg)
古墳の上に作られた社らしい。神武天皇を祀る古社で、雨乞いなどもされたらしい。
右)岩の字に波頭?の鬼瓦
住宅地を抜けると田園地帯が広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d9/c4c4cfdddba6ec9698c2503420a1874f.jpg)
東を見ても・・・ 西を見ても・・・広い。
すぐそばの田んぼからキジが飛び立った。 バタバタバタ・・重そうな羽音を立てて飛んで行った。
尾羽の長い雄だった。
畑の間も通る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/74/0e30b854739a347880fa54ef7b94612f.jpg)
干し大根が並んでいた。 のどかな風景 池の跡らしい。枯れたガマの穂があった。
田んぼや畑・ところどころ木立・荒れ地・・静かだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/e0/ac0d921eb766582609c84f24d4d24e34.jpg)
ネコが1匹 野原で日向ぼっこ 心地よさそう。 近くに家はないのに・・野ネコ?
おっ!見慣れない草発見。何じゃこりゃ? ナデシコ科・ツメクサに似てる・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8e/2a1e623c5c8bbe7d97ac357d4e702a78.jpg)
帰って調べたら帰化植物 オオツメクサらしい。
今日のコースでもその近辺だけにしかなかった。他でも見たことがない。わーい、うれしい~。
知らない道を歩くと思わぬ発見もある。
何年か前の新春ウォークでタコノアシ群生地を見つけたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5f/59a71b5163d05ea9d96dacc9b3e381b2.jpg)
「あれが多分請堤と思うけど、確認してや」という。
竹藪?と思ったが近寄って見ると2m以上の高さがある。
「請堤(うけづつみ)」とは洪水から集落を守るための堤防のこと。
竹につかまって上に登ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9b/d4df6fbc70cc3e254ce037513c1854e1.jpg)
細い尾根状になって、請堤というのも私には信じられる光景だった。
(注意 これが本当に正しいかどうかは定かではありません。)
端まで行って荒れ地に降りた。
しばらく歩いたことろに、さっきの請堤の続きと思われる名残が見られた。
その後も、道になっていたり、池の堤防を兼ねていたり? それと思わせる地形が残っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7f/b5b670b3bb6295ba3b7d0e34d0c6fb76.jpg)
広陵町に入って「この辺が蛇行していた場所」「付け変えた蛇行跡にパークゴルフ場ができたと思う」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/19/7368c537e7a96d28f5e607cbde521271.jpg)
近くには付け変えて緩やかになった曽我川があり、橋を渡って百済へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b0/eb4d965e78186f93b3e11e7055062383.jpg)
田んぼの端に ゼニゴケの雄器 少し離れたところに、もう胞子の出た跡の雌器があった。
写真を撮っていると先に歩いていた子供から「どこにいるの?」とメールが来た。
百済寺に到着 横の公園で戯れ・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/48/e04f9add2ea5ca9ff19cf92f5f42a254.jpg)
百済寺「聖徳太子が平群の熊凝に建てた熊凝精舎をこの地に移し、百済大寺と名付けた・・」と説明文。
桜井市の吉備池廃寺が百済寺の可能性が高いといわれているが、この三重の塔は重文に指定され、古い神社には違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/3b/9e051ce29479977386c23259ca01bb7f.jpg)
ソテツに去年の枯れた雄花序が残っていた。
今日はここを最終地点として引き返す。
娘は帰りのバスとかないの? 疲れたらしいが歩くしかない。
帰りも違う道で、なるべく近い道を。
小さい社は子部神社 雄略天皇の養蚕にまつわる伝承を残す。
隣は瑞花院(ずいかいん)吉楽寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/26/517d54033f70044c08215b5e66b5c3ab.jpg)
本堂は重文 屋根瓦は古く、改修時に足された新しい瓦も見える。
瓦葺き替えの際に、瓦に書かれた落書きが発見された。前に見せていただいたことがある。
「「嘉吉元年五月一日 サルノトキニ トクリホトナル アラリフルナリ ヒツシサルヨリ ウシノハウエ フリイクナリ」(嘉吉元年の旧暦5月1日に、とっくりほどの大きさのアラレが、南西(未申)から北東(丑)の方へ降り去っていった)」又「永享十三年 コノ年 年号カワルナリ 嘉吉元年三月吉日」など多数の落書きが見つかった。
落書きにも悪い落書き、良い落書きがある? この落書きは大事な記録になっている。
帰宅したのはもう5時前 8キロ余歩いたらしい。
私の今日の目的はもうひとつ。春の七草探し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/19/6f660134b3c93452d79622ed825be3bc.jpg)
セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ 小さいものもあったが一応揃った。
7日まで日があるので洗って冷凍した。
橿原市や高田市周辺には曽我川 葛城川 高田川がほぼ並行して南から北へと流れている。
「こんなところないやろ? 蛇行した川を付け変えたりしてるからや」
「付け変えの名残のある場所もところどころある」「請堤らしいところも残っている」・・・
そんな話を聞いた後「新春ウォークはどこにしようか」と話し合う。
結果「家から歩いて行けて、人の行かないところへ行きたい。請堤を見たい」と意見が一致した。
家の子供たちは私もだけど、静かな人のいないところが好きだ。
とは言え、当日(今日)朝はゆっくり・・結局遅くなってしまうのが常。
去年も帰ってきたら真っ暗だったのだ。早く出発して早く帰ればいいのにと思うが多勢に無勢。
昼過ぎに出発。
天気はよく、寒くも暑くもないウォーキング日和
先ずは曽我神社(宗我坐宗我都比古神社)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/10/45e57917c8090618ce88e33365bae2e3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d3/6e38182c8cf5bbcb128bf7332abf709c.jpg)
宗我坐宗我都比古神社 クスノキの古木
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/16/c9ef1b12b3c3982ff26cfc87d83ec813.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/32/592a9f10b6a370e2c1fe6caa55134197.jpg)
ソシンロウバイ サンシュユ
写真を撮っていたら「それはなんですか?」とタ尋ねられた。
知った住宅地の中でも今まで歩いたことのない道もあった。
磐余神社(いわれじんじゃ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/d6/554c0f56e42172ccb411091b4bc09a9f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/30/374018ab9ad063d07c424e9ec745b8b8.jpg)
ここは子供達もデイキャンプなど想い出のある神社 神武天皇を祀る。
右)ヤブツバキ 赤い花や白い花が咲いていた。
すぐ近くに岩神社
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/76/f195ac01bf61c8a81c8001bbbb4ca071.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/1b/447ad064f2ec9a3ff2185ba58aff1679.jpg)
古墳の上に作られた社らしい。神武天皇を祀る古社で、雨乞いなどもされたらしい。
右)岩の字に波頭?の鬼瓦
住宅地を抜けると田園地帯が広がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/cb/fb5c045b943d453764a5a34a9c0dec53.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/d9/c4c4cfdddba6ec9698c2503420a1874f.jpg)
東を見ても・・・ 西を見ても・・・広い。
すぐそばの田んぼからキジが飛び立った。 バタバタバタ・・重そうな羽音を立てて飛んで行った。
尾羽の長い雄だった。
畑の間も通る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/8e/14f9d159a3b16a338f3bafc50779dbd6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/74/0e30b854739a347880fa54ef7b94612f.jpg)
干し大根が並んでいた。 のどかな風景 池の跡らしい。枯れたガマの穂があった。
田んぼや畑・ところどころ木立・荒れ地・・静かだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/e0/ac0d921eb766582609c84f24d4d24e34.jpg)
ネコが1匹 野原で日向ぼっこ 心地よさそう。 近くに家はないのに・・野ネコ?
おっ!見慣れない草発見。何じゃこりゃ? ナデシコ科・ツメクサに似てる・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/fc/4577b84933b20280bee0951211babf4c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/8e/2a1e623c5c8bbe7d97ac357d4e702a78.jpg)
帰って調べたら帰化植物 オオツメクサらしい。
今日のコースでもその近辺だけにしかなかった。他でも見たことがない。わーい、うれしい~。
知らない道を歩くと思わぬ発見もある。
何年か前の新春ウォークでタコノアシ群生地を見つけたのだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/57/b076c9a9b7ecf23d9d5d07db7f122d9e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5f/59a71b5163d05ea9d96dacc9b3e381b2.jpg)
「あれが多分請堤と思うけど、確認してや」という。
竹藪?と思ったが近寄って見ると2m以上の高さがある。
「請堤(うけづつみ)」とは洪水から集落を守るための堤防のこと。
竹につかまって上に登ってみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/9b/d4df6fbc70cc3e254ce037513c1854e1.jpg)
細い尾根状になって、請堤というのも私には信じられる光景だった。
(注意 これが本当に正しいかどうかは定かではありません。)
端まで行って荒れ地に降りた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/09/3cf66b628d67a47fe5d151b580818de6.jpg)
しばらく歩いたことろに、さっきの請堤の続きと思われる名残が見られた。
その後も、道になっていたり、池の堤防を兼ねていたり? それと思わせる地形が残っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/e9/4b11df1a91c0247a845d49a2c195c1cb.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/7f/b5b670b3bb6295ba3b7d0e34d0c6fb76.jpg)
広陵町に入って「この辺が蛇行していた場所」「付け変えた蛇行跡にパークゴルフ場ができたと思う」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/19/7368c537e7a96d28f5e607cbde521271.jpg)
近くには付け変えて緩やかになった曽我川があり、橋を渡って百済へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/37/7cca46a5fcc35eb0578888e88659554b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/b0/eb4d965e78186f93b3e11e7055062383.jpg)
田んぼの端に ゼニゴケの雄器 少し離れたところに、もう胞子の出た跡の雌器があった。
写真を撮っていると先に歩いていた子供から「どこにいるの?」とメールが来た。
百済寺に到着 横の公園で戯れ・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/c6/ba6ed7092a32121b00bb585a317b6a63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/48/e04f9add2ea5ca9ff19cf92f5f42a254.jpg)
百済寺「聖徳太子が平群の熊凝に建てた熊凝精舎をこの地に移し、百済大寺と名付けた・・」と説明文。
桜井市の吉備池廃寺が百済寺の可能性が高いといわれているが、この三重の塔は重文に指定され、古い神社には違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/3b/9e051ce29479977386c23259ca01bb7f.jpg)
ソテツに去年の枯れた雄花序が残っていた。
今日はここを最終地点として引き返す。
娘は帰りのバスとかないの? 疲れたらしいが歩くしかない。
帰りも違う道で、なるべく近い道を。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/d7/aad30273f420bead310f62160366cc70.jpg)
小さい社は子部神社 雄略天皇の養蚕にまつわる伝承を残す。
隣は瑞花院(ずいかいん)吉楽寺
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/89/2bc944cecb5d9282be6a214cad778a84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/26/517d54033f70044c08215b5e66b5c3ab.jpg)
本堂は重文 屋根瓦は古く、改修時に足された新しい瓦も見える。
瓦葺き替えの際に、瓦に書かれた落書きが発見された。前に見せていただいたことがある。
「「嘉吉元年五月一日 サルノトキニ トクリホトナル アラリフルナリ ヒツシサルヨリ ウシノハウエ フリイクナリ」(嘉吉元年の旧暦5月1日に、とっくりほどの大きさのアラレが、南西(未申)から北東(丑)の方へ降り去っていった)」又「永享十三年 コノ年 年号カワルナリ 嘉吉元年三月吉日」など多数の落書きが見つかった。
落書きにも悪い落書き、良い落書きがある? この落書きは大事な記録になっている。
帰宅したのはもう5時前 8キロ余歩いたらしい。
私の今日の目的はもうひとつ。春の七草探し。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/19/6f660134b3c93452d79622ed825be3bc.jpg)
セリ ナズナ ゴギョウ ハコベラ ホトケノザ 小さいものもあったが一応揃った。
7日まで日があるので洗って冷凍した。