みどりの野原

野原の便り

6月6日 明神山 逆さ虹 亀の瀬を望む ウスノキ

2017年06月06日 | Weblog
久しぶりの明神山 太子1丁目バス停から登るのは初めて。

 
15分ほど歩くとスイレンの咲く池に出た。スイレンは少し茎が立ち上がっていた。
 右)クワの実、まだ未熟で赤いのが多かったが、黒く熟したのもあり1つ食べた。懐かしい味。
利尻島でいっぱいなっていたクワの実を食べたのを思い出す。

「虹!」という声に空を見上げる。こんないい天気なのに?

見えるかな~。二重の逆さ虹が写ってます。
いつも見る虹とは違い、上に向かって弧を描いている。
・・あ、この虹、前にも二上山の上で見たことがある。何というんだか忘れてしまっている。

ネットによると『大気光学現象の一種で、晴れた日に出るので厳密にいうと「虹」ではなく「ハロ」と呼ばれる現象の1つ』『雨粒によって起きる「虹」と違い、「ハロ」は雲など氷の粒によって発生する
 なるほど・・。

後は、環天頂アークとか環水平アークなどむつかしい言葉がならび・・理解するには能力不足。
まあ「2重の逆さ虹」ということに。弧の内側から外側に向かって赤橙黄緑青藍紫と色が付いていた。

しばらく見上げて出発 山道に入る。
少し登って来たなと思ったが、着いたところは住宅地の公園。あらっ??
住宅地の店舗の前を行くと「明神山参道」の石標。そこから少し登ったところに「明神山ハイキングコース入口」の道標があった。ここが登山口らしい。
オレンジのゲートをくぐり・・登る。

 
      ネジキの花が満開           リョウブの花

山道にはシダもいろいろ。教えてもらった「フモトシダ」覚えたいなあ。

 
前に見えている景色は「亀の瀬」と言われている地域。(大阪府柏原市峠地区)
大阪府と奈良県の府県境にあたり、奈良盆地の水が大和川となって大阪平野に抜ける狭窄部に位置している。 近くには国道25号、JR大和路線が走り、古代も現在も交通の要衝となっている。
  
「亀の瀬」は古くから地滑りの多発地帯で、明治以降も何度も大規模地滑りが起き、大被害をもたらしている。
そして「地滑り対策」として、50年をかけ世界最大級といわれる「地すべり対策工事」が『平成23年3月に地すべりを防止するための主な対策工事が完了した』とのこと。
通りかかった人が「地滑り抑止のために打ち込まれた鋼管杭は直径90㎝ 長さ6.5mもあるんですよ」と教えてくださった。

10分余りで頂上に到着。

 
    水の神を祀る「水神社」     三等三角点があった。標高273.7m

明神山は王寺町の西端、見通しが良く、昔は「大阪堂島のコメ相場」の旗振りもここで行われたとか。
また、元ここに祀られていた大神宮への信仰も篤く、参詣する人で賑わったらしい。

 
植栽されたらしい花 オルレア ホワイトレースかな?     ニゲラ(クロタネソウ)

弁当を食べた後、少し下って頂上に戻るミニコースを歩く。 アオモジが何本もあった。

帰りは、昔の参詣道を整備されたという林道を下る。

  
ウスノキ(カクミノスノキ)に赤い実が1つ。    ステキな帽子飾り
坂道の住宅地を通りバス停に戻る。      
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