みどりの野原

野原の便り

7月3日 天理 若江の家・天理図書館・天理参考館

2024年07月03日 | Weblog

久しぶりの天理
天理駅からバスで天理大学前で下車。


大学構内を歩く。木が多くていいですね~。


カナリーヤシの樹名板があったが・・違うような・・


「若江の家」といわれる「天理大学創設者記念館」ここは初めて来ました。


この建物は、1924(大正13)大阪若江岩田の当時の大阪教務支庁の敷地内に、当時大阪高等学校生であった中山正善氏(天理大学創設者・第2代真柱)の勉強部屋として建てられた洋館。

1955(昭和30年)天理大学創立30周年を記念して現在の場所に移転されたもの。

内部を見学
1階の洋室のテラス部分のステンドグラスが目をひく。
獅子頭のついた豪華な椅子・暖炉
和室

階段を上って2階へ。
2階にも洋室や和室
和室の縁側の窓にも鳥をかたどったステンドグラス。

こんなお家で勉強すれば・・はかどりそう・・

撮影はできたが、公開は不可とのことで写真はなし。

続いて、天理大学付属図書館へ。前にも見学したことはある。
今日も司書さんのガイドで見学。

昭和5年(1930)に建てられた西館と、昭和38年(1963)に増築された東館からなり、内、外装はほぼ建築当時そのままだそうで、西館・東館合わせて国の登録有形文化財に指定されている。
大学付属の施設であるが、15歳以上ならだれでも利用できる。

館内に入ると、正面にカウンター。大理石を使用しているとか。
天井のシャンデリアもクラシック。
さすがに修理部品はなかったらしく、LEDが入っている。ちゃんと点きました。

図書館は一般の図書館と違って、本は棚に並んでいない。
カウンターへ申し出ると、奥の書庫から出してくださる(閉架式という)

蔵書数は葯150万冊 
お宝本も多く、国宝6点・重文87点。重要美術品など。

閲覧室も見学。机・ライト・イスなど創設当時のもの。古色を帯び重厚。

ガイド付きでないと行けない2階の非公開の展示室も案内していただいた。
ケースの中には、古事記・万葉集・延喜式神明帳・伊勢物語や平家物語・徒然草・マルコポーロ東方見聞録・・などの原本・写本・複製本などが並ぶ。

江戸から明治にかけて使用された「版木」も展示。
摩耗して埋め木の跡も残る。

天理参考館も、ごく一部だけ見た。
膨大な展示は相当な時間をかけないと見れない。

参考館の前に、チェリモヤ・ベルチナバナナ・・など気になるものがあるが、みんなについて行かないと・・

今日の見学予定が終わって、おそば屋さんでお昼を食べる。

コメント
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