みどりの野原

野原の便り

5月5日 藤森神社 駈馬神事 &東福寺 新緑

2016年05月05日 | Weblog
初めて京都 藤森神社に行った。
平安遷都以前に建立された寺院で、素戔嗚命・神功皇后・日本武尊など12柱を祀る。
菖蒲の節句の発祥の地。菖蒲は勝負に通じることから勝運の神。駈馬神事が行われることから馬の神社。舎人親王を祀る学問の神・・
重文指定の社もいくつかあった。
 
     藤森神社          若葉の繁る参道は後で馬場になる。

 
         藤森神社 拝殿               藤森神社 本殿

 
         神鎧像             八幡宮 本殿(重文)

 
        大将軍社社殿(重文)          境内に屋台がいっぱい。

 
          見物席                 見上げれば若葉
11時過ぎから見物席へ。木陰で涼しいのは助かる。
待ち時間にお弁当を食べたが、待ち時間が長い。
だんだん見物客も増えてきた。イスを持参している人も多い。
馬場にロープを張ったり準備。関係者や馬にもお払いがされるらしい。

やっと時代行列始まった。
                 
 
 
                      馬も通る。
駈馬神事が始まる。
駈馬神事は早良親王が天応元年(781)戦勝祈願を行った時に奉納したという馬術の技。
手綱くぐり・逆乗り・矢払い・横乗り・逆立ち・藤下がり・一字書きの7つの技が残っていて、京都の無形民俗文化財に登録されている伝統行事だ。

大きい事故が起こらず、この伝統行事をいつまでも続けられるようにとの注意もあった。
見物人も前(馬場)に出ないように。前で見ている人はとっさの時に逃げられるように立って見てください。など。

鳥居の方から出発。「馬出ました」の放送があり、姿が見えたと思ったら目の前を超スピードで走り抜ける。
前に陣取ったカメラマンの間でシャッターチャンスを狙うが・・とにかくあっという間に駆け抜ける・・

 
  
普段の練習は別の馬でやるらしく、当日はぶっつけ本番らしい。
横乗りや逆立ち・・曲芸のような乗り方で鞍もずれやすく、見た以上にむつかしく落馬もあったらしい。親子3代に渡って駈馬神事に出場している人もいるという。

100分の一がどうとか、連写がどうとか・・カメラマンでもなかなかむつかしそう。
写したのを見せてもらい、私のも見せたら「小さいカメラでよう写ってるやん」「でもA4にはできへんやろ」 
ごもっとも。多分パソコンで見たらピンボケやろなあと思う。
動くものはむつかしい。画面の中に入れば御の字だ。
大迫力の駈馬神事だった。


その後、東福寺へ。
『鎌倉時代に時の摂政関白・藤原(九条)道家が九条家の菩提寺として造営した。
鎌倉末期の相次ぐ火災で大部分を焼失したが、復興再建。その後も火災にあうが、今も中世の禅宗建築を随所に残している(パンフ抜粋)』
 
           北大門(桃山時代)          シイの木が花ざかり。
広い境内。塔頭寺院?建物も多い。

 
             臥雲橋        新緑の海の向こうに通天橋が見える。


               本堂

 
通天橋は30年ぶり。橋の周りや谷は緑・緑・緑 少しずつ色を変えて。
コメント
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