みどりの野原

野原の便り

11月17日 ひっつき虫 

2013年11月17日 | Weblog
この時期野道山道を歩くとひっつき虫が怖い。
先日もそんなに草むらに踏み込んだわけでもないのにズボンにアレチヌスビトハギの実がいっぱい付いて取るのに難儀したのだった。その前は山道でササクサにくっつかれ・・

そんな困りもののひっつき虫も植物にとっては考え抜かれた散布方法なのだ。

午前中はひっつき虫について、植物の移動についてのお話を聞いた。
動けない植物の種子散布方法のいろいろ。

また、「ひっつき虫」の全国各地での言い方、「バカ」「ネッパリグサ」「泥棒」「泥棒」「シラミ」「ノミ」「ヤマビシ」「ひっつきもんつき」「とっつきぼう」等というおもしろい呼び方があるとか。

午後からはひっつき虫を探しに行く予定が、会場の構内にはチカラシバしかないとのことで、準備してくださったひっつき虫を使ってCDのケースに貼りつけて図鑑を作った。

小さいくっつき虫をピンセットで台紙に貼る。
ひっつき虫をひっつけるのに苦労した。

 
オオオナモミを切ると中に2個の種子  フジカンゾウについていたのはマメドクガかな?

 
 準備されたひっつき虫いろいろ       可愛い図鑑の出来上がり
ひっつき虫で遊ぶつもりがひっつき虫に遊ばれた。
コメント
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