みどりの野原

野原の便り

11月29日 宝ヶ池 紅葉 シカ害・ナラ枯れ

2013年11月29日 | Weblog
 
国際会館駅近くのアメリカフウの紅葉  カラコギカエデの鮮やかな紅葉
ヤマコウバシ タカノツメの黄色い落ち葉 「きれいな山だなあ」そう思っていたが・・

案内してもらいじっくりと山を見ると、きれいとばかり言っていられない現実があることがわかってくる。

 
山から公園へと何本も降りているけもの道 公園の芝生が好きで降りてくるようだ。 真昼間 山の斜面に現れたシカは私たちを見ても逃げようともしない。4頭も見かけた。

 
シカの角とぎ跡や食み跡もそこここに。


コバノミツバツツジは枝先がかじりとられて無残 来年の開花が危ぶまれる。

もうひとつひどいのがどこでも問題になっているカシノナガキクイムシによるナラ枯れ。

虫食い跡のある木、枯れた木がたくさんあった。

 
    立ち枯れの木 枝先は折れて下に散乱 遊歩道のそばにも枯れた立ち木があって危ない。

 
伐採されたカシナガ被害木を覆って燻蒸しているところもあちこちにあり痛々しい。
                          細かい枝先は積み上げてある。

 
倒木がそのままになっているところや、根が浮き上がっている木もある。
なぜか傾いているソヨゴの木が多い。
この山の荒廃を止めることができるのか?

一回りした後、シカの害やカシナガの被害調査のやり方を実習した。

 
    大文字の「妙法」の火床    木の間から見える紅葉 いつまでもきれいな山であってほしい。

 
  宝ヶ池で アオサギ マガモ 遠くにオシドリが1羽ゆったりと泳いでいた。
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