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北東アジアで安定的な役割を果たしているのかについて、十分に説明する義務がある

2019-11-15 | アメリカの常識は世界の非常識

米統合参謀本部議長

「米国民、裕福な韓日がなぜ自ら防御できないのかと疑問に思う」

登録:2019-11-13 06:40 修正:2019-11-13 07:54

 
        マーク・ミリー米統合参謀本部議長=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 マーク・ミリー米統合参謀本部議長が「裕福な韓国と日本がどうして自ら防御できないのか、というのが米国人の質問」だと述べたと、米国防部が11日(現地時間)明らかにした。韓国と日本の訪問の道での発言であり、米国大衆の疑問を引用し、再び防衛費分担金の引き上げへの圧力をかけたものと見られる。

 米国防総省は同日、ホームページに「統合参謀本部議長が米国の戦略的思考を持ってインド太平洋を訪問する」というタイトルの文を掲載し、ミリー議長の韓日訪問計画を伝えた。ミリー議長は11日から二日間日本を訪問した後、13日に韓国を訪問し、15日に開かれる韓米安保協議会(SCM)にマーク・エスパー国防長官とともに出席する予定だ。

 
マーク・ミリー米統合参謀本部議長(左)が今月12日、東京で安倍晋三首相に会って握手を交わしている=東京/AFP・聯合ニュース

 ミリー議長は日本に向かう軍用機の中で、記者団に「普通の米国人は前進配置された在韓・在日米軍を見ながら、いくつか根本的な質問をする。彼らはなぜそこに必要なのか。費用はどのくらいかかるのか。韓国と日本は非常に豊かな国なのに、なぜ自ら防御できないのか。これは典型的な米国人の質問だ」と述べた。さらに、「我々には、米軍が武力衝突の発生を予防し抑止するうえで、北東アジアで安定的な役割を果たしているのかについて、十分に説明する義務がある」と述べた。

 ミリー議長は韓国政府の決定によって23日0時に期限を迎える韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)も維持されるべきだという意向を明らかにした。そして、「GSOMIAは地域の安全保障と安定にとって中核となる要素だ」としたうえで、「米国と韓国、日本は一緒にいるとき、肩を並べるときが強い」と述べた。ミリー議長は「韓国を日本と米国から切り離すのは中国にとって利益になるのは明らかで、北朝鮮にとっても同じだ。我々3カ国が緊密に歩調を合わせるのが、我々にとって有益だ」と述べた。

ワシントン/ファン・ジュンボム特派員(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

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