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一方、核兵器禁止条約発効から3年が過ぎ、条約への批准は70カ国、署名は93カ国と国連加盟国(193)の半数に迫ります。

2024-08-06 | 市民のくらしのなかで

2024年8月6日(火)

広島 きょう被爆79年

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(写真)平和記念公園の原爆碑に献花に訪れる人たち=5日、広島市中区

 広島は6日、米国による原爆投下の惨禍から79年を迎えます。広島市中区の平和公園では市主催の平和記念式典が開かれ、原爆投下時刻の午前8時15分に原爆死没者を追悼し、黙とうします。

 ウクライナ侵略を続けるロシアが核の威嚇を繰り返し、ガザ攻撃を激化させるイスラエルの閣僚が核使用を「選択肢」と発言するなど、世界は核兵器を巡り緊張を強いられています。

 一方、核兵器禁止条約発効から3年が過ぎ、条約への批准は70カ国、署名は93カ国と国連加盟国(193)の半数に迫ります。

 松井一実広島市長は昨年の平和宣言で、核抑止力論からの脱却を主張しましたが、核抑止に固執する岸田政権に同調する動きに被爆者や市民から、不安の声が上がっています。

 昨年から第2次「黒い雨」訴訟が始まりました。2021年、広島高裁判決は幅広く被爆者と認めることを国に求めました。しかし、国は「新基準」をつくり、さまざまな口実で高齢化した「黒い雨」被害者を選別、被爆者健康手帳申請を却下しています。第2次原告はこの新基準の撤回を求めています。

 広島で被爆し、この1年に死亡が確認された原爆死没者は5079人で、合わせて34万4306人となりました。広島・長崎で被爆し、被爆者健康手帳を持つ人は3月末時点で全国に10万6825人。前年より6824人減りました。平均年齢は85・58歳です。

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