Re: 梅雨です。 心は秋晴れで!���
2011年6月22日 水曜日 午前6:15
大橋様
メールを有難うございました。
その日がとうとう来たのですね。任期は、8月までとかかれていましたが。
秋晴れの心とは、スカッとした、けど寂しい、でしょうか?
一つの最も大きな人生の変換の中で、引継ぎ、その他諸々のことで、お忙しいかと存じます。
いろいろなことがあった、とさぞ、ご経験の豊富な今までを思い出されているかと思いますが、反面、あっという間でもあったことではないかと存じます。
きっと、足跡の大きさに、跡を継ぐ人たちは驚いていることでしょう。
かなりがんばっても、埋め合わせに追いつかないのではないでしょうか?
いろいろと想像されます。
でも信じてあげないと。今まで築いてこられたものを、若い人たちがしっかり受け継いで、発展させてくれると・・・・
満さんのように長い間、第一線でがんばってきた人は、多くいられないですよね。
有難うございました。
これからのことを計画されているでしょうか?
一度こちらへ旅行されませんか?
ご夫婦でもいいし、満さんのことですからグループを作られてもいいし、ドイツは案内できるほどに詳しく分っているつもりはありませんが、金魚の何とかのようにお付き合いは出来ますから。御一考ください。
こちらは、既にご存知のとおり、”日本のような技術先進国でも万一の場合は対処できない、原発、フクシマから見習え!”とメルケル首相が、どういうわけか、突然変異的に原発への態度を180度転換、しかも今までの原発賛成者をも我が陣へ引きいれて、この度、原発からの脱皮を国会で法案として通すことに持っていきました。
スイスでも同様の様子です。
日本では、既存の原発の再点検、とか言われているようですが、完全廃止への傾向は微塵たりとも無い様で、フランスと同じようなんだろう、と思っています。
ドイツの世論では、地形的にヨーロッパよりずっと不安定な日本で、しかも他のエネルギー源が多い国で、尚且つ、世界唯一の原爆被災国がこのような悲惨な事故に出会いながら、それでも大きな反原発の動きが無いことに、驚きに近い、あきれた、という批判がでています。
原発を固辞するなら、せめてCO2汚染が京都議定書どおりの目的達成となるのであれば、何とかですが、それも無理なようですね。
ところで、ドイツでは大型車が輸出経済の牽引車ですから、車一台あたりの,排気ガスの量は、一台あたり幾らとすると、日本車、フランス車に劣りますから、車の重量:排気ガス量、と計算するのだそうです。
するとベンツもポルシェも1kgあたりの排気CO2 量はそれほどわるくないそうです。
シュピーゲル誌が”それじゃあ、レオポルドは最も自然に優しい車となる。何十トンという重い戦車が、その重量対排気ガスとなると微々たる物となるからだ。“と皮肉っていました。
今日は夏至。今10時を少し回った所ですが、ようやっと陽が沈み、うるさくさえずる小鳥も鳴き止み、薄く暮れていっています。
観測上始まって以来の乾燥した春、とかで雨量が絶対的に少なく、農作物が3分のⅠの成長だそうです。
そしてついこの間まで死者30人以上を出した、大腸菌による伝染病が,やっと下火となり、原因として疑われた、トマト、キウリ、サラダなどが又食されるようになったそうです。
結局はモヤシが原因だったそうです。それも自然農業の。
いろいろとあります。
でも、今は夏の訪れを楽しみましょう。
こちらは、むしむしも、カンカン照りも、随分としのぎやすいですよ。
その上、今年の夏はひょっとすると雨靴が離せないかも・・・と予想する人もいます。
ではとりあえず。
ご苦労様でした!
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心の声
毎度のようにドイツの友人からメールが届きました。
地球の反対側に住んでおられるのに隣にいるように話が通じるから不思議な気がします。
褒めすぎの所があり消したいくらいですが、そのままにしておきました。
いつも明るく心底前向きな友人からの話しは、本当に私を励ましてくれます。
ブログにも数十回は、登場して頂きました。お読みになった方も何かお感じになっていると思うのです。先日ある方が、このごろ「ドイツノ友人」からのメールとどかへんの!といわれたことがありましたから・・・期待しておられる方もあるのかな?と勝手に想像しました。
いつまでも元気でいてほしい友人です。
ではとりあえず。
ご苦労様でした!ですって・・・面白い方でしょう!