市民と蕨のため全力
埼玉 頼高市長が就任あいさつ
5日投票の埼玉県蕨(わらび)市長選で再選された頼高英雄市長は20日、2期目最初の市議会となる6月定例会で就任あいさつし、「引き続き『蕨はひとつ』の立場で、7万市民の幸せと蕨の限りない発展に向けて全力を尽くす」と決意を述べました。
頼高市長は2期目の政策として▽学校体育館や公民館の耐震化▽家庭用太陽光発電設備設置への補助制度創設▽にぎわいと活力あるまちづくり▽市内3 カ所目の特別養護老人ホーム整備▽小中学校へのエアコン設置▽認可保育園の増設▽障害者グループホームの整備―などをあげ、「これらは1期目の4年間に市 民とともに進めてきた『あったか市政』の成果の上に立ち、さらに前進させるものです」と強調しました。
また福島原発事故への対応として、すでに実施ずみの水道水の放射線量検査に加え、市独自に測定器を購入して学校、保育園、公園などの放射線量を測 定すると表明。学校のプールについては、測定を外部委託したことを明らかにしました。測定結果は市ホームページなどで公開するとしています。