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大橋みつるの平和ト-ク・・世直しご一緒に!

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投機・株で大損、証券会社倒産など  野放しが原因

2008-10-11 | ドイツの友人からのメール

 

 世界を駆けめぐる投機マネー、

 

         株安・円高・倒産・・・

  マンサンどうなってるの  ・・・と質問があったので、新聞記事や自分の思いなどを伝えていました。
 ヨーロッパ・ドイツの生の様子が送られてきました。きっとみなさんも興味あることだと思いますので、 公開します。


  大橋様
 沢山の記事をお送りくださり有難うございます。
今日は友人とお茶のみ会で、株で全てを失った人、1万5千ユーロ損で投資信託からお金を下ろした人の話で持ちきりでした。皆一生懸命働いて、貯金したお金がこうして失われていく、金曜日に解約を申し込んで、それが銀行の閉まる18時一寸前だったために月曜日に回されたせいか、金曜日に言われた額より3000ユーロ少なかった、とか、週末だけで3000ユーロの損だそうです。
 
 皆、でも幸いなことに、生活のお金でないので、結局は“それを考えると夜も寝られないでむしゃくしゃする。健康にもよくないし、車の運転にも集中できないから、早く忘れることにする。どこかへ旅行に行ったと思えばいいのだから。”
で済ませていました。
それで済むうちは良い、と思ってます。世間ではきっと悲惨な事件が起こるに違いありません。
 
 BMWもベンツも生産を抑え始めました。
全般に購買力は落ちていくに違いありません。それでもっともっと多くの企業が生産を縮小していくのではないかと思いますが、経済の後退は来年末まで続き、その後回復する、という経済学者の予測です。
どうも皆嘘をついている様な気がしてなりません。
どの程度後退するのか、どの程度物価が高くなるのか。

 一時日本でオイルショックの時にトイレットペーパーが無くなったとか、聞きましたが、あのオイルショックぐらいのショックでは、今回は無いような気がします。
でも多くの人が、深刻だが、心配することは無い、と説きます。
“皆が、絶対大丈夫”、と言うから、絶対不安なんだ。そんなに大丈夫なら、わざわざ首相が何で声明を出すのよ。と食いつきたくなります。
 
 私は何も失うものが無いので、のんびりと、塩、砂糖、米、と災害時のときに非常食を用意するように、地震とかではないのですが、経済の災害に備えようかな?とか考えています。
腐るものでなく、いずれにしろ消費するものであれば、この先、値段が上がることはあっても下がることは無いのだから、今のうちに非常食の整備をしておいても罰は当たらないだろうと。
こんな事言うと笑われるだけで、まあ誰にも説明のできることではありませんが。
 
 そういえばこんな非常食の用意を1999年にもやりました。
2000年をコンピューターが認知できないで大混乱が起こる、とか飛行機が墜落するとか、そういうことに驚かされて。アハハです。
でもそれで苦労はしていませんから、今回も大丈夫と思っています。無駄をしたわけではあません。まずい缶詰食をウォーキングに行って大変お腹が減ったときに食べる苦労はしましたが。
 
 船舶航路を海図を使って計算する方法で、いくらやり直しても正解にならず,驚いています。
絶対不可能な、以前の自分ならこんなミスは起こさなかったのに、の うぬぼれが次々と破られていき、ちょいちょいで暗算・・・が間違っていたり、度数を読み間違えていたり・・・思えばこういったこと長くしてなかったなあ,暗算も以前はしょっちゅうしていたのにだんだん億劫になったりして・・・思い当たること甚だしく多く、これも体力、ドイツ語と同じで、やっていないとさびばかり出てくるのでしょうね。
ドイツ語も仕事の時はどうしても読まないといけない、書かないといけなかったのですが、老人力はそんな以前にいくら出来たからといって手加減してくれないようです。
 
 毎日、ここの地方新聞を声を出して読んで、水泳と、ウオーキングと火曜日の粘土細工コースをやってそのほかは海図をにらめっこしながら家事をし、美しい紅葉をめでながら、今年最後の庭仕事に精を出しています。
どういうわけか、余り時間に余裕がありません。本当はホームページでなく、ブログのページでいいので、こちらの介護の経験を伝えたい気持ちがあるのですが進みません。
タイムマネージメントが必要でしょうね。でも今はどちらかというと、以前のようにせかせかとしなくて良い状態を楽しみ味わっています。ゆっくりと時が流れてゆき、やれ葉っぱが色付いた、蕾が出来た、と観察する時間があるのがうれしいので、庭仕事もちっともはかどりません。
 
 満さんは大変お忙しくしてらっしゃるのでしょう。
でも少しごゆっくり。
こちらは風邪がはやり始めました。 

  こればかりは日本に届きませんように!

 

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理性ある南アメリカの国々!

2008-10-11 | 世界の変化はすすむ

 

                         2008年10月10日(金)「しんぶん赤旗」

       世界金融危機

 

     資本主義の限界指摘

 

 

  国際会議で南米諸国 IMFに批判


 【メキシコ市=島田峰隆】米国発の世界金融危機が収まらないなか、南米諸国からは、先進国や国際通貨基金(IMF)への批判や資本主義の限界を指摘する声がますます強く上がり始めています。


 ベネズエラのカラカスで八日、世界二十カ国以上の経済学者や政府関係者を招いた国際会議が開幕しました。会議は同国政府が主催したもので、金融危機の原因や資本主義の限界、代案となる経済モデルなどについて十一日まで議論します。

 ベネズエラのエルトロウディ計画開発相は、会議初日の八日、「いま間違いなく、新自由主義の覇権の終わりの始まりを迎えている。資本主義は危機を解決できない」と強調しました。

 さらに「多国間機関は、資本主義の問題は何でも解決できると言って中南米に処方せんを押し付けてきた。その処方せんは今どこへいったのだ」とIMFや世界銀行を皮肉りました。

 エクアドルのパエス経済政策調整担当相は、世界経済は各国の食料やエネルギーの主権を守り、各地域の内部からの発展を重視しなければならないと強調。「今の金融危機に対処できる社会経済機構が不可欠だ」として、IMFに代わる機構の創設を提唱しました。

 同会議開幕に先立つ七日、ブラジルのルラ大統領は、リオデジャネイロ近郊での労働者集会で演説。「先進国とIMFは経済、金融で賭け事をしてきた」「ブラジルやアルゼンチンには(経済危機の時に)指図したのに、今IMFは何をしているのだ」と力を込めました。

 また北海道洞爺湖で七月に開かれた主要八カ国首脳会議(G8)で、同大統領が金融危機問題を議題に提案したにもかかわらず、受け入れられなかったことを明らかにしました。



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