柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

名人

2022-10-13 08:25:18 | Weblog

CSファイナルです。セもパもどちらもBS中継されてました。7時前にチャンネル合わせると(もうとうの昔にチャンネル回すTVなんかなのですが、こう言いますね)既にヤクルトがリードしてて既に阪神敗色濃厚。西と小川。小川も決して絶対のエースではないのであるいはではありましたが3回にもう4‐0では興味が殺がれて。オリックス戦観ました、大エース山本が投げてます0‐0です。こっちじゃろう。そしてこちらの解説が宮本と藤川。解説聴いてるだけで面白いんですね、この二人が揃うと相乗効果です。聞いてて唸るような読みが連発されます。宮本は0‐3(今は3-0と表記されますが)からでも打っていいんだ、いいんだけれどちゃんと狙いをしぼって打たねばならぬ、外角を逆に打つだとかとか。藤川はひと味もふた味も違う内角外角の攻め方の講釈がへぇ~の連発。この試合、オリックス5点の内3点が押し出しによるものという珍しいケースでしたが、この四球が出るまでのあれこれの読みがが面白いことでした。凡百の解説者がよく言うここで四球は痛い!とか、ここで打てば向こうにダメージが大きいとか当たり前のことなんか言いませんよこの二人は。杉本がタイムリー打ちましたが、相手の投手は裏をかいたつもりだろうが実は表だったとの解説に一番唸りました。杉本が待っているところに投げちゃったんだという解説。この二人が絶賛し続けたのがオリックス山本の投球。ここぞの所でギア入れて高速フォークで三振獲るところ。一試合丸々観たのは何年振りでしょう。すぐに過ぎた時間でした。解説って大事ですよ。

コメント
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