柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

言及

2022-10-23 10:22:14 | Weblog

KAMIKAZE Drones terrorize KYIV  昨日ニュース見てたらアメリカABCの画面が出てました、そのキャプションです。ロシア(プーチン)がイラン製の自爆型ドローンをキーウにどんどん打ち込んでる、民間人を狙ってる、発電所とか貯水池とかインフラ施設を狙ってる何てことだ!という報道です。日本語での解説では神風(特攻隊)をなぞらえてるとは一言もも触れなかったことでしたがこのキャプションでした。ううむ。これ見てあれこれ考えることでした。まず大文字で表記するんじゃという「へぇ~」。そして先の戦争で特攻との作戦で命落した若者たちに対してそれはないだろうという抗議の思い。イスラム教徒がよくやるジハード、爆弾体にくくりつけて破壊する自爆型のテロ行為もカミカゼですね彼らの表現は。全然違うだろうと思いますが、やられた方から見ると(アメリカ)狂気の沙汰でしかなかったんでしょうね、こんな時にそう思い知らされます。このドローン攻撃について専門家たちがあれこれ講釈してます。イラン製であること、イランが西側(アメリカ)への対抗としての意思表示しているのだという解釈。この爆弾が安い(一体300万円だそうです)からだが、ロシアはかなり窮地にあるのだろうとの読み。一発何千万もする長距離弾をそんなに浪費できないという事情だそうです。そうかぁ、そういう目で見たことないですよね、TVの報道は核弾頭何千発、大陸弾道弾何千発という表現で軍事力比較するばかりですから。一発飛ばしたらそれだけ減って、補充にはそれだけ金がかかるというわけです。そしてこういう数字の常でどうせ盛りに盛ってるんでしょうから実際は何百発撃ったらもう底が見えてるとかで。ふうむ。ま、この辺りは専門家の値打ちではありますか。もう一つ、キエフ(今はキーウ)の原語表記を初めて見ました。KYIV なるほどキーウですな。

 円安に対して政府がどこか外国でドル売り円買い介入したそうです、一時円高に振れたとのことです。でも、サンモニでも平気でいい始めましたアベノミクスは失敗だったんだと。出口戦略を採らずに来たからこうなったんだという評価は柔らかい方で、そもそもが間違いだったんだという論ももちろんあります。当の安倍さんが亡くなってますからね、国葬も済んだことだし批判してもいい頃だろうと。もっとも落合恵子さん達はもっと前から叫んでいたことです、今になって湧いてきた話じゃないです。黒田さんは孤立無援になって(ここで何度も書きますが、岸田さんはじめ誰もアベノミクス擁護しないですからね)増々頑固になるばかり。思えば安倍さんいい時に死んだんじゃあないんでしょうか。生きていたら特に自民党議員や、閣僚たちが皆忖度してアベノミクスの批判なんてできないことだったんじゃないですか。彼も彼であれこれ言い訳したことでしょう、何度も持ち出していた失業率改善や株価の上昇を振りかざして。景気はよくならず給料も上がらずとは誰もが知っていること、今次の物価高はアベノミクスの成果(トリクルダウンの結果)なんかじゃなくて、世界的な原材料費の高騰はあるもののアベノミクスの失敗による円安が拍車をかけていることも皆知ってます。生きていたら国葬対象になるような評価などとんでもない、国力減衰の張本人として吊し上げられていたかもしれないことです(上記の如くそうはならないでしょうけれど)。首相を降りたのはコロナ禍から逃げたからでしたが、現在の国難から死人に口なしと再び非難から逃げているところこの人の悪運と言うのか器を思うことです。もっとも、このまま日本が沈んでいくようなことになれば、こんな時に安倍さんが居たら・・なんてシンパの言が採り上げられるのでしょう、沈めた元凶を待つという皮肉。ひとえに岸田さんの無策無定見のせいですが。

コメント
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