柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

看板

2022-10-28 08:26:29 | Weblog

ホームゲームで看板打者が逆転サヨナラホームラン打つ。こういうドラマ仕立てが現実になるのが野球だと言えばそうですねぇ。二勝二敗一引き分けのがっぷり四つ、どんぐり同士の対戦は面白いです。どの試合も4時間越える長いものですが飽きさせません、最後まで観てしまいます、中継も今となれば懐かしい「放送時間を延長してお送りします」で続いていきますし。地上波の中継華やかかりし頃(と言うか、これしかなかった時分は)、野球は8時から一時間でした、7時半から始まるのが珍しかったですよね。民放ですから8時50分には終わります、そこで「一部の地域を除いてこのまま野球中継を延長してお送りします」とアナウンスがあってそれでも9時半まででしたけれど長く観られることでした。が、当地はそのままぷつんと切れて次の番組が始まるのです、ああ、一部の地域かぁと思い知らされたことでしたが。たまにNHKが中継すると最後まで中継してくれてました。関西にいた頃はサンテレビが阪神戦をプレーボールからゲームセットまで中継してて、都会じゃなぁと感心したことではありましたが。いえ、そういう感心ではなくて、昨日の試合です。両チーム、本塁打が出始めました。両チームとも優れたサウスポーが次々に出てきてこれも面白いのです。ヤクルトの山下はルーキーだそうです、堂々たるもの、高橋と見紛うフォームです。その山下から吉田が一発放り込んで息吹き返す。でもヤクルトは一歩先一歩先を行く。で、9回裏、ヤクルトは守護神マクガフが出てきて盤石の構え。でも制球がおかしいぞ。エラーが絡んで同点。こりゃ始まるぞとの予感。吉田の前の3番打者があっさり三振する。ゲッツーで終わりってのがまずかったのでしたが、こやつわざと三振したかと本当に思いました。ツーアウトで、四番吉田。ガツン!絵にかいたようなサヨナラ劇。オリックスファンが待ちに待ってた場面。打った瞬間の大歓声。右翼上段に放り込む。最後まで観てしまいますよそりゃぁ。

コメント
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