柳蔭書翰

徒然なるままに、音楽関連の話題に拘らず、常ならんこの世の事々書き散らし諸兄のお耳汚しに供したく思います。

破綻

2021-01-20 08:24:57 | Weblog

コロナ対策の神奈川モデル(学者医者がよくやる点数化です重症度分類なんて呼びますが。年齢とか基礎疾患のあるなしとかで点数つけて合計点の多寡で判断するという代物です)が早くも破綻したんだそうです。つまりそんなのじゃぁ捌き切れないというわけです。入院の必要な者を選択して病床使用を調整しようという試み企みでしたが、これに当てはまる症例ばかりが増えて病院ベッドが足りなくなったということです。で、どうしたか。今までコロナ患者を受け入れてなかった民間病院に入院加療を要請するんだそうです。週刊誌読んでると、非難の矛先が開業医に向いてきてます。こういう論はTVでも聞きました。日医会長は二言目には医療崩壊と脅しているが、果たして医師会は総掛かりで対応しようとしているのか?町の開業医は知らん顔してるじゃないかと。そこここの民間大病院が対応してないのを腹立たしく思ってるんでしょうね。都立病医院をコロナ専門病院に変換すると小池さんが言うてましたが、ここの本来の機能が損なわれるのと引き換えです。すればどこかの民間病院に皺が寄る。神奈川横浜も似たような状況なのでしょう。そんな急に言われても用意に時間がかかるから。おいおい、今まで何してたんだ?最近の批判非難は専らにこれです。誰もが遡って声荒げてます、夏ごろからこうならないように対策しろとあれだけ言うてたじゃないか!民間病院は院内感染を防ぎながら通常業務をこなしてきてます。患者が減ったとブー垂れてるだけじゃありませんよ。町の開業医は?と問われれば、都会の第一線病院と比べれば呑気なもんですよ確かに。国難に対して総掛かりというイメージを持たれるのはわかりますが、そこはできることとできぬことがありますから。大災害だ、悠長なこと言うてる場合じゃないという声も大きくなってますが、それとは違うだろうと流行から今のところ幸いに逃れている鄙では思うことです。

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